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後山
一般コースを歩き後山に登る。
 下山は大馬鹿門コースを降り、出発点に戻る コース


標高      後山    1,345m
所在地    兵庫県宍粟市千種町、美作市
歩行距離   6.3Km
登山日    2010年12月5日(日
天候      雲一つ無い晴れ。 現地気温0℃。
         後山山頂は風が強く吹き寒かったが、それ以外は日差しが暖かく
         まるで日溜りハイクのような心地良い一日だった。
アプローチ  自宅を5時45分に出発し、待ち合わせ場所の旧御津町役場に
        5時55分到着。 峰さんが到着し、私の車で林野方面に向う。
        湯郷温泉街を抜け、国道429号線を兵庫県に向う。
        志引峠を越え千種町に入る。
        兵庫県宍粟市千種町まで、一人だと退屈するが、話し相手がいれば、
        長距離も意外と早く感じられる。
        松ノ木橋を渡ると左に曲がり、板馬見渓谷に沿って林道を上って行く。
        登山口駐車場手前最後のヘアピンカーブ手前で、土砂と太い木が散乱し
        林道が通れなくなっており、その手前の左側少し広い場所に
        8時15分駐車。
        緩い右カーブで車が3〜4台程度停められる広さがある。

岡山の山MLメンバー
        峰さん。
        女性同士?として誘っていただきました。
        痩せたせいか細面で、日焼けしないようにしていたため元々の色白肌が
        更に白く見える。
        髪も少し天然パーマのショートヘアーだが、ロン毛のおじさん風ではなく
        帽子を被れば一見女性のように見えるようだ。
        体つきも、以前は出ていたお腹が引っ込み、ウエストのくびれまであり
        体にピッタリの服だと体型は女性的。
        お店で、自分にピッタリの紳士物ズボンサイズが見つからないのも、
        うなずけるかな。
        最近買ったズボンのウエストは66センチ(レディース用)なんです。
        峰さんと二人で歩いていると、女性二人組みが歩いているように
        見えるようですが、少し無理があるかな・・・。
        おごしき山の平成之大馬鹿門
と、空山の平成之大馬鹿門の二つを見て
        二人納得して帰りました。
        岡山県側の丸木階段の多い登山道より、自然の山道が良かったですね。
        峰さん、少しだったけどムキタケが見つけられて良かったですね。

        誘っていただいてありがとうございました。
        お疲れ様でした。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車位置 8:15 621m 所々太い木や土砂が散乱する、舗装された林道を快適に上って行く。 登山口手前の土砂崩れ部分がかなり激しい。
  登山口 8:20 672m 以前歩いているので、特に目新しくも無いのだが石段状の登山道を登り、二の沢の小屋と宿坊跡を過ぎ、丸木橋と進む。 沢に架かる木橋から滝の下の不動尊を左手に見て、岩の側に設置され木の階段を登って行く。 峰さんは水を得た魚のように、スイスイ登って行き離される。 それでも時々ムキタケをチェックしているようなので、何とか追いつくのだが、なかなか付いては歩けない。 やはり筋肉減少が影響している。 そのせいか、紳士物のズボンではウエストのサイズが合うものが無い状態となっている。 でももう少し減量したい所なので、痛し痒しである。 岩場に付けられた道は、左下に沢を見ながら自然林の中を登る、雰囲気の良い道だ。 板馬見渓谷美と沢の水の音がマッチしなんとも心地良い。 大きい岩のある沢の一部を進み、滝を過ぎると平成之大馬鹿門コースの分岐がある。
  大馬鹿門コース分岐 8:50 894m ここは左に、そのまま一般コースを登る。 やや急な山道を少し行くと、行者コースの分岐があるが、そのまま左手の一般コースを進む。 尾根に沿ってつづら折れに付けられた道を登って行くと濡れた石で滑り易い沢を渡る。 更に登って行くと、山道は霜柱を踏むようになり、ザクザク小気味良い音を立てだす。 トラバース気味に進み、小さな沢を渡り、つづら折れに登ると笛石山分岐に着く。
  支尾根出合 9:25 1,162m 快適な尾根道を登り、岩のある所を越えると、落ち葉の下に少ないが雪が残っている。 先日降った雪のようだ。 葉っぱが落ちた木の合間から、右手に三室山が見える。 尾根道の両側に根曲竹が見られだすと、県境尾根に合流する。 合流地点の石柱から、左側戻る方向に根曲竹の中の踏み跡を降れば、上乢に出られる。 その気持ち先が、1,253mピークだ。
  県境尾根出合 9:40 1,253m ここで峰さんと地形図で現在地の確認をする。 こう言う尾根のピークが一番現在位置をつかみ易い。 後山山頂はもう直ぐ目の前に見えている。 両側根曲竹の中に付けられた、やや急な道を登って行くと、後山頂上に着く。
  後山頂上 10:00 1,345m 後山頂上の神社はブルーシートが掛けられ、早くも冬支度が終わっている。 東に三室山、西に駒の尾山が綺麗に見えている。 男性が一人登ってこられ、少し話をするが、山頂は風が強く吹き寒い為、10分ほどで下山する。 おごしき山方面に降る。 根曲竹を刈った所を過ぎると、植林帯の尾根を降る。 それほど急でもなく、道は歩き易い。 植林帯の尾根を過ぎると、左側植林帯、右側自然林の雰囲気の良い、山道になる。 岩が有る辺りなど、天気も良く風が無い為、まるで日溜りハイクのようで暖かく、気持ち良い。 少し降ると、木々の合間から石が組み合わさった石柱が見え出し、おごしき山 平成之大馬鹿門に到着する。
  おごしき山
平成之大馬鹿門
10:35 1,095m 風も無く、暖かく心地良い。 地形図を出し、読図の練習を兼ね、空山の大馬鹿門を確認する。 三室山の下側、低い山の上に白い線のような物が見え、これがもう一つの平成之大馬鹿門と分かる。 360°の景色を堪能した後、暖かい日差しを浴びながら昼食をとる。 お湯を沸かし、カップラーメンをすすり、至福の一時だ。 峰さんから、みかんをいただきました。 甘くて美味しい。 天候に恵まれ最高の一時でした。 ありがとうございました。
  昼食後下山 11:10   松木方面に、落ち葉で少し分かり難くなっている山道を降る。 つづら折れに降った後に、トラバースする山道は、落ち葉で良く見ていないと間違えそうになる、踏み跡に毛の生えたような道だが、大勢の人が歩くような道ではなく、自然林の中のこう言う雰囲気が私は好きだ。 かなりトラバース気味に進んだ後、植林の中をつづら折れに降ると、分岐まで戻ってくる。
  大馬鹿門コース分岐 11:40 894m 朝登って来た道を快適に降り、木の階段を降りると登山口は近い。 峰さんのペースが早いので、思っていたよりも早く登山口まで降りて来た。 この分だと、予定よりかなり早く空山往復ができそうだ。
  登山口 12:00 672m 5分ほど峰さんが、板馬見渓谷の中ムキタケを探すが、見つからないようだ。 やはり時期的に少し遅いようだ。 諦めて、林道を駐車位置まで戻る。
  駐車位置 12:10 621m 12時15分空山登山口に向けて車で出発する。 続きは空山で。



登山ルート。

  

登山口。                          平成之大馬鹿門への分岐。
後山が、修験の山だと分かる表示がある。


  

行者コース分岐。                     後山山頂から東側の展望。
                                三室山が見える。 その左側遠くは氷ノ山だろうか。


  

後山頂上から西側の展望。                雰囲気の良いおごしき山への尾根道。
駒の尾山が綺麗に見えている。              木漏れ日が暖かい。


  

木立ちの合間から平成之大馬鹿門が          おごしき山から空山の大馬鹿門(赤色矢印)を望む。
見えてくる。                          後ろの高い山は、三室山。(撮影時3倍ズーム)



おごしき山の平成之大馬鹿門。