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湯岳
泉源より林道に入り六ッ合牧場から湯岳頂上に登り、
南尾根をヤブコギで林道へ下り、細田出るコース。
標高 1,057m
所在地 鏡野町(旧奥津町)
登山日 2004年11月23日(火) 勤労感謝の日
歩行距離 8.5Km
天候 快晴。 気温現地1℃で寒く、霜が解けつゆになり濡れて冷たい。
川の水が凍っている。
アプローチ 自宅を5時に出発し、細田公民館駐車場に7時5分到着。
バイクを下ろし、7時20分細田公民館を出発。
7時40分に泉源キャンプ場入口の路側帯に駐車。
備考 湯岳から南尾根を下るのは初心者には難しい。
特に尾根の分岐が大変難しく、踏み跡を辿って下ると違う方向へ下っており、
尾根が遠くに見え出すと間違ってだいぶ下っている。 そうかと言って尾根の
分岐には、はっきりとした踏み跡がなく、コンパスだけが頼りのヤブコギとなる。
現在地を10m程度の精度で特定出来るぐらいの経験が必要だ。
チェックポイント | 時間 | 標高 | メ モ | |
@ | 泉源 | 7:50 | 680m | 泉源から岡山県立森林公園方面に向け舗装路を北上する。 林道交差点で右に分岐し林道へ入る。 |
A | 林道分岐 | 8:05 | 710m | 道端の草は霜で白く朝日を浴びて黄金色に輝いて見える。 舗装された林道を登って行くと六ッ合牧場倉庫前の右側小川の草むらからイノシシが出てきた。 イノシシはこちらを見ながらゆっくりと道路を横切り倉庫裏の山へ入っていった。 あまりに突然だったのであっけに取られてじっと見ているだけの自分であった。 |
B | 六ッ合牧場 | 8:20 | 770m | 牧場の中を上に登っていき、上部が狭くなり右側の土砂で鉄柵が壊れているところから外に出ると踏み跡と赤テープががある。 |
C | 登山口 | 8:30 | 800m | 腰までの笹を掻き分けながら赤テープを頼りに登っていく。 笹の葉の霜が朝日で解け雫となりズボンと靴は濡れて少し冷たい。 根曲竹が背丈以上の所があり、根曲竹のトンネルを抜けて登っていく。 しっかり踏み跡があり何ら問題は無く、赤テープのガイドもあり安心して頂上に辿り着く。 |
D | 湯岳頂上 | 9:35 | 1,057m | 頂上から南側の眺望は良好。 濡れたズボンを朝日で乾かそうとするが時間的にも早く、じっとしていると寒く感じる。 |
昼食後下山 | 10:20 | 早めの昼食を取り下山する。 頂上から肩ぐらいの高さの根曲竹をヤブコギし南へガイドブックの通り進むが目印の赤テープは無い。 念のため赤テープでマーキングしながらコンパスと地形図を頼りに根曲竹の急な尾根を下る。 降りるのは登るよりはらくだが、あまりに急なので下りてルートがわからなくなっても再びここを登る元気は出そうに無い。 幸い根曲竹の藪は少しだけで急な所を下ってしまえば、なだらかな尾根にかすかに付いている踏み跡を歩くことができる。 ここからの下りは尾根の分岐が難しく、気が付いた時には違う尾根を下っているのが分かり登り返し踏み跡も着いていないなだらかな広場みたいな所をコンパスを頼りに方向を決め、ヤブコギで下るべき尾根まで進む必要がある。 一旦尾根筋まで行くとかすかな踏み跡がありそれを下ると再び分岐の難しい尾根になる。 この尾根の分岐は初心者にはハードルが高く、コンパスと地形図のにらみっことなる。 この分岐でだいぶ左に曲がり込むようになっているが分からず、コンパスの方向で沢に下りたのが間違いだった。 結局沢を下ったが、とても歩けるような状態ではなくずいぶん体力を消耗した。 途中から覚悟を決めて笹の中をヤブコギして進行方向左上の尾根にでる。 尾根には踏み跡がありこれが正解のルートだった。 今までの経験では沢は大抵の場合歩けない事が多いと言うのが身にしみてよく分かった。 無理やり沢を下ったため相当時間がかかってしまった。 | ||
E | 林道出合 | 12:05 | 680m | 林道に出たときはほっとした。 少し下ると林道は舗装になる。 林道は分岐が多いが道なりに下ると家が見えてくる。 林道からは三ヶ上、妹山、オオヒラ山、大地山、泉山が良く見える。 |
F | 細田 | 12:45 | 390m | 細田公民館からバイクで泉源の駐車場まで戻る。 |
湯岳頂上からの展望。 湯岳頂上からの展望。
湯岳頂上からの展望。 細田へ下る林道より振り向くと湯岳が見える。
更に林道を下って行くと笠管峠を境に、 細田公民館近くからの景色。
右側に泉山(光で霞んでいいる)、 左が三ヶ上、真中に妹山が見える。
左に大地山が見える