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若杉峠・若杉展望峰
鳥取県の美作越登山口から若杉峠に登り、中国自然歩道を歩き
林道 智頭若桜越まで尾根を縦走する コース
標高 若杉峠 1,052m
若杉展望峰 1,020m
狩谷山 1,159m
所在地 西粟倉村、鳥取県八頭郡智頭町、鳥取県八頭郡若桜町
歩行距離 6.6Km
登山日 2009年7月5日(日)
天候 晴れ、時々曇り。 現地気温21℃。
朝のうち日差しが強く暑かったが、すぐ曇りがちな天気に変わった。
下山地点は出発地点よりも標高が高いのと、天候の変化とで
林道 智頭・若桜越下山時、気温20℃だった。
備考 標高1,100m前後(最高地点は1,210mを越える)をアップダウン
しながら歩く、この中国自然歩道は、森林浴も楽しめ、セミの鳴き声、
鳥の囀りを聞きながら歩く、歩きがいのあるコースだ。
若杉展望峰以外では展望が無いものの、植林と自然林に囲まれ
木陰が続き、この時期向けのコースではないだろうか。
中国自然歩道を歩いていると、始終涼しい風が木立ちの合間を
吹きぬけた。 もともと標高が高く、木陰で動かずじっとしていると
かなり涼しい。 このコースで人に会うことは無いと思っていたが
誤算で、1パーティ、1組のハイカーとの出会いがあった。
このコースのクライマックスは、1,200mを越えるピークから林道に
降りるとき、正面に東山が見える瞬間だ。 今まで木陰の中国自然歩道
だったのが、正面に展望が開け、東山を見ながら降る。
私はここが一番良かった。 春先に東山に登ったからかも知れないが・・・。
アプローチ 自宅を4時55分に出発し、国道429号線を足守から福渡に抜ける。
国道53号線を鳥取に向けて走り、鳥取県の河原から国道29号線に
抜ける。 国道29号線を南に向かい、若桜町の岩屋堂で右折する。
吉川集落の中に入り、少し行くと左に曲がり、橋を渡る。
橋のすぐ先で右折し、道なりにビレジ谷に沿って林道を上って行く。
そのまま行くと林道の終点に着いてしまい、少し引き返し上って来る
時に分岐があった所まで戻る。 林道の分岐は左折が正解でした。
左折すると、林道は一本道で林道沖ノ山線に出る。 林道沖ノ山線を
右に曲がり下山地点の林道 智頭・若桜越まで走る。
8時10分到着し、モンキーをデポする。
8時25分林道を引き返し、美作越登山口手前の林道が少し広い場所の
路側に8時35分駐車。
チェックポイント | 時間 | 標高 | メ モ | |
駐車位置 | 8:45 | 824m | 舗装路の先に中国自然歩道「美作越登山口」がある。 植林帯の中に付けられた、幅広の作業道のような未舗装の道を進むとすぐ分岐が有るが、そのまま道なりに直進する。 昨夜の雨で道はしっとりと濡れて趣があり、セミの鳴き声が夏の到来を歓迎しているようだ。 道は狭くなり、右側の沢に沿って丸木階段として良く整備されている。 苔生した丸木橋を渡る。 次に壊れかけた丸木橋、3つ目の丸木橋は苔生した上に多少手前傾斜があり、濡れているので良く滑りそうで注意しながら渡る。 中国自然歩道は少し沢の中を歩く感じになる。 右側の尾根に向かい階段があり、登って行くと、トラーバース気味の道になる。 谷川に傾いた4つ目の丸木橋があり、山側の端をゆっくり歩く。 最後の丸木橋は壊れて役に立たず、沢を渡るが、その先で階段が崩れている。 少し急だが、数段の為それほど歩くのに問題は無い。 この先で膝丈ぐらいの草が道に生えており、昨夜の雨と相まって湿地状態になっている。 ここは、スパッツを着けていて良かったと思える所だった。 草が有る湿地帯を抜けると、かつて美作越往来だったと感じさせるような、石がゴロゴロした道になる。 植林帯を抜け少し上空が開けてくると、峰越峠へと続く県境尾根が見え出す。 再びわずかの距離だが、膝丈程度の草が茂り、下に丸木階段の跡が残る所を過ぎると、なだらかになり若杉峠に着く。 | |
B | 若杉峠 | 9:15 | 1,052m | 若杉峠には、地蔵尊が祀られており、ベンチが設置されている。 指導標には「芦津 林道 5.8Km」とあり、その近くに「これより鳥取県 人家遠し」の標識がある。 一息入れ若杉展望峰の休憩舎に向け、階段を登って行く。 セミの鳴き声がにぎやかだ。 |
若杉展望峰 | 9:25 | 1,085m | 晴れているが、霞がちな天気で、休憩舎の前からすぐ前に見えるくらますさえ霞んで見える。 その右奥に三室山のシルエットが見える程度。 氷ノ山、扇ノ山は霞んで全く見えない。 少し小腹が空いたのでパンを一個食べエネルギー補給をする。 休憩舎の中を涼しい風が吹き抜けて行き、このままここでじっとしていたい欲望にかられる。 | |
休憩後出発 | 9:40 | ゆっくりして行きたい気持ちに後ろ髪引かれながら、中国自然歩道を芦津へ向けて歩き出す。 歩き出すとすぐ、ベンチがある。 植林帯の中緩やかに降って、登って行くとピークにベンチがある。 鞍部まで降ると、再びベンチがあり、休憩する場所に事欠かない。 小さなピークを2つほど越えて、緩やかに登って行くと、若杉自然探求路の分岐に出合う。 | ||
分岐1 | 10:00 | 1,124m | 広い若杉自然探求路を歩いても良いが、中国自然歩道は、尾根付けられた膝丈程度の笹がまばらに生える、踏み跡程度の道となる。 緩やかな尾根の踏み跡程度の道を歩き出すとすぐ、次の若すぎ自然探求路の分岐に着く。 | |
分岐2 | 10:02 | 1127m | ここにも「これより鳥取県 人家遠し」の標識がある。 確かにここから先はそれを実感させてくれるような感じになってくる。 右側植林帯、左側根曲竹の間に中国自然歩道がついており、緩やかな登りとなる。 三町尾根点が近くなると、丸木の階段道となる。 右植林帯をトラバース気味に歩けば近道になることは分っているが、中国自然歩道を歩く。 最後急な登りになると、丸木階段は崩れ、左側に新しい踏み跡が出来ているので、これを登って行くと、ベンチの有る三町尾根点に着く。 | |
三町尾根点 | 10:15 | 1,203m | 目の前には太いブナの木が有り、県境尾根は根曲竹の藪と化して、西に続いている。 ベンチで一息入れ、歩く方角が北に変わり、緩やかに降って行く。 ここから、芦津・吉川越まで幾つかのピークを越えていく。 緩やかな登り降りのピークも有れば、やや急な丸木階段も有る。 右側(若桜町側)植林帯、左側(智頭町側)自然林と根曲竹の尾根道だ。 1,191mピークから1,111mピークまで、結構アップダウンがあるが、全般的に降って行く感じになる。 1,111mピーク手前にベンチがあり、一息入れられる。 1,111mピークから丸木階段を降って行くと、鞍部の芦津・吉川越に着く。 | |
芦津・吉川越 | 10:45 | 1,077m | 吉川方面にはしっかりした道があり、1時間程度で出発点に戻れるようだ。 芦津方面への道は消失し、軽いヤブコギのようだ。 ベンチで一息入れ緩やかに登って行く。 芦津・吉川越から先は、一見踏み跡に毛が生えた程度の道で、中国自然歩道もここからは人気が無いのか、あまり整備されていないなと思いながら進む。 と、突然やや急になった所で、丸木階段が出現し、道幅も広くなる。 ここからアップダウンはあるものの、登り調子となる。 最初のピークに着くとその後、比較的なだらかで歩き易い。 植林帯の中で、4〜5名のパーティとすれ違い、挨拶する。 今日は誰にも会わないと思っていたのだが、こんな所ですれ違い、「お互い物好きですね」と言葉を交わし分かれる。 鳥取の方たちだった。 小さなピーク4〜5越えると、1,158.9m三角点のある、狩谷山に着く。 三等三角点で点名は、狩谷。 中国自然歩道の真中にあり、側にはベンチがある。 ちょうど時間も適当な頃合となり、ここで昼食にする。 | |
狩谷山 | 11:15 | 1,159m | ベンチに座り、昼食をとる。 植林帯の北西方向は、木がまばらに植えてあり、天気が良ければ木立ちの合間から多少の展望が有りそうだが、霞んで何も見えない。 東側自然林では鳥の囀りが聞こえ、ゆっくり休憩できる。 木陰のベンチを涼しい風が吹き抜けて行き、汗で濡れたシャツだと、涼しいを通り越し、寒ささえ感じられる。 | |
昼食後出発 | 11:35 | あまりゆっくりしすぎると、寒くなり休憩もそこそこに出発する。 ここからも比較的なだらかで、小さなピークを幾つも超えながら、1,200mを越えるピークに向かい段々登って行く。 中国自然歩道には面白い形をした木が有ったり、太いブナの木が、所々にある。 ベンチを過ぎて少し行った所で、津山市のご夫婦とすれ違い、少し話をして行く。 少し前は、根曲竹の手入れが不十分で、多少ヤブコギ気味だったようだ。 ご夫婦と別れ、更に進むと、確かに根曲竹が中国自然歩道側に倒れ込んできている所があるが、歩くだけの幅は確保されており、今は全く問題ない。 更に行くと、木の皮が剥がされている。 鹿が食べたのかと思ったが、剥がされた木の皮は下に垂れ下がったままだ。 ツキノワグマの仕業かも知れない。 中国自然歩道は、1,205mの測定点を過ぎ、標高1,218m辺りまで登るようになる。 ここからは緩やかに降り、木陰から外れ、少し左に曲がるようになると、目の前が開け東山が目の前に現れる。 東山を見ながら丸木階段を降ると、ベンチがあり、東山を見ながら休憩できる。 中国自然歩道は一直線に降るが、傾斜が緩やかになって来ると、舗装路が下に見え出し、林道に着く。 | ||
林道 智頭・若桜越 | 12:30 | 1,115m | 林道の側にはベンチがあり、ゆっくり休憩できる。 12時35分モンキーに乗り、出発地点に向う。 途中で写真を撮ったりしながら降り、12時50分駐車位置に到着。 この間は、ほとんど下り坂で、自転車をデポしておいても十分役に立つ。 但しブレーキは、消耗するかも知れない。 帰りは、この林道を三滝ダムまで降り、智頭を経由して帰宅した。 |
ハイキングルート。
美作越登山口。 美作越登山口から作業道を行く。
若杉峠の地蔵尊。 若杉峠の様子。 正面は美作越登山口への道。
若杉展望峰の休憩舎。 若杉展望峰からの展望。
目の前のくらますさえも霞んで見える。
その右奥側にシルエットだけの三室山。
若杉展望峰から南側の展望。 分岐2。 「これより先鳥取県 人家遠し」
峰越峠へと続く県境尾根。 ここから先は、そう言う雰囲気がタップリ。
三町尾根点の様子。 ブナの木が混ざる、雰囲気の良い中国自然歩道。
所々ベンチも設置されている。
芦津・吉川越。 この〜木、なんの木、気になる木〜♪
中国自然歩道にある変わった木。
もう一丁!! 1,200mピークからの降り、曲がると東山が見えてきた!
この〜木、なんの木、気になる木〜♪
しつこい!!
林道へ降ります。 更に降ります。
東山の全体が見えてきます。