15・11・22
角ヶ仙
越畑キャンプ場から西尾根を登り、
頂上から南尾根を降る コース
標高 1,153m
所在地 津山市・鏡野町
歩行距離 3.9Km
登山日 2007年7月16日(月) 海の日
天候 曇り、後雨。 現地気温19℃。
笠菅峠からは晴れて角ヶ仙が良く見えていたが、
天候が悪化し、駐車場に車を停める頃には、
山頂付近にガスが出だした。
アプローチ 自宅を5時に出発し、国道429号線を足守から福渡に抜ける。
国道53号線を走り、院庄から国道179号線に入る。
男女山トンネル手前を右に入るが、香々美まで行くと
土砂崩れのため岩屋が通行止めになっており、
男女山トンネルまで引き返し、再び国道179号線を北へ走る。
奥津温泉道の駅の先を右に曲がり、笠菅峠を越え
越畑キャンプ場の駐車場に7時30分到着、駐車。
岩屋は8月8日まで土砂災害の為通行止めになっています。
香々美から越畑に行かれる人は、笠菅峠を迂回するよう
ご注意下さい。
備考 南尾根はかなり急で雨の日は滑り易いので注意が必用。
林道はかなり傷んでおり、今時分は草が生い茂り
一見道が分かり難くなっているので、地形図とコンパスは
必用と思われる。
南尾根の降りには、標識などは整備されていない。
林道に出るまでは赤い紐が目印となる。
チェックポイント | 時間 | 標高 | メ モ | |
駐車場 | 7:40 | 629m | 車道をほんの少し登り、キャンプ場の中を突っ切り、草で道が分かり難くなっている登山道入口に向う。 登山道の階段までくるとハッキリ登山道が見え、急な階段を登って行く。 湿度が高く、蒸暑いので汗の雫が額から足れてくる。 この階段も少し傷んできて、マイナーな山のためか、入山者も少なく以前よりも登山道両脇の草が、登山道に向け迫り出してきている。 おかげで登山道がずいぶん狭く感じられる。 ゆっくりと階段を登って行くと、ベンチのある展望台に着く。 | |
展望台 | 8:10 | 830m | 3年前に比べ、植林の檜木が大きくなったせいか木の間からも全く景色が見えなくなっている。 少し前まで晴れ間が覗いていた空も曇って来て、少しガスが出てきている。 ここからなだらかな尾根道を登って行く。 赤いツツジが所々まだ花を覗かせているが、もう終りに近づいてきているようだ。 950mピーク手前の階段から倒木が多くなり、道を塞いでいるが、巻き道が新たに作られ歩くのには問題ない。 登って行くと、ガスの中に入ったためか、木立の合間から見えるのは白いガスのみ。 | |
A | 950mピーク | 8:30 | 953m | ここから角ヶ仙頂上が以前は見えたはずだが、今日はガスのためか、真っ白で直ぐ近くにある山頂さえ見えない。 ここから少し降り、コルからなだらかに次のピークに向けて登って行く。 ピークからはなだらかにアップダウンし、植林の中を抜ける。 頂上直下の笹薮に突入する頃には、ガスで視界が20m程度になる。 昨日の雨か、ガスによるものかは分からないが笹が濡れており、胸から下がビショになる。 雨具を着けようか迷ったが、既に汗で服は濡れており、最悪車まで戻って着替える事にして、笹を掻き分けながら急斜面を滑らないように注意しながら登って行く。 少し登ると笹は腰から下程度になり、ガスがなければ景色が見えるのだが、残念。 周りは真っ白で何も見えない中、頑張って登って行くとなだらかになって、少し笹が刈り払われた角ヶ仙頂上に着く。 |
C | 角ヶ仙頂上 | 9:05 | 1,153m | 残念ながらガスで景色は全く見えない。 薄暗く白い闇の世界。 笹で埋まりそうな三角点を記念撮影。 雨がポツポツときだしたので、水分補給のみですぐ南尾根を下山する。 南尾根の方が踏み跡がハッキリして道が分かり易いが急なため、滑らないように注意し、周りの木や笹を掴みながらゆっくり降る。 急な箇所はかなり急で、土が濡れているせいか、足を載せただけでズルといってしまい、こけそうになる。 ある程度降って行くと、腰までの笹が道に生えており、おまけに濡れて少し乾きかけていたズボンが再びビショビショになる。 おまけにズボンの濡れた水が靴に入り、靴の中はチャポンチャポンしだす。 靴の中がこれでは歩き難い。 急な斜面が終り、なだらかになると植林の中に入り、再び道もハッキリして歩き易くなってくる。 植林の中をつづら折れに降って行くと水の音が聞こえ出す。 尾根から植林帯の中を谷に向かい降り、沢に沿って降って行くと左に曲がる。 どうやらここが林道出合のようだ。 林道は草が生い茂っているが、左に曲がった所に赤い紐が結んであり、道だと確認できる。 林道を少し行くと、2度川を渡る。 その先で右に曲がり川に沿って降ると、木が3本渡してある橋を渡るが、木が雨で濡れており滑るので、幅1m程度の川を飛び越す。 ここから林道は荒れており、道の標脇は掘れて、40センチ程度の道幅となっている。 しかも草が生い茂りわかり難いので歩くときは注意しないと足を踏み外す恐れがある。 また草の下の石が見えずこけそうになる事しばし。 草に埋もれた林道を降って行くと車道に飛び出す。 |
車道出合 | 9:55 | 699m | 今まで休憩を取っていなかったので、車道の乾いた所に座り、少し早いが昼食にする。 | |
昼食後出発 | 10:10 | おにぎり2個食べ、ズボンがビショビショで気持ち悪い為、すぐ歩き出す。 車道を少し降るとキャンプ場に着くが、道の脇には車が3台停まっていた。 こんな天気でも後から登って来ている人がいる事を知った。 私が先に登り、ある程度露払いをしているので、濡れるのが少し少なくて済むので良かっただろうか。 登ったルートを降れば会えたのだろうが、少し残念。 | ||
駐車場 | 10:20 | 629m | 車で帰る途中、笠菅峠から見る泉山もガスの中。 笠菅峠を越して下りに入ったとたん、激しい雨が降り出した。 今日は直接雨に祟られなかったが、笹の雫でビショビショになり、車で着替える羽目になった。 |
登山ルート
角ヶ仙頂上の三角点。
ガスで笹も濡れており、緑が鮮やか。
あいにくのガスで展望は全くない。