53・33・34
天銀山
大忠登山口を出発し、荒れた林道から尾根鞍部を経由して
天銀山頂上に登る。 下山は往路を降り出発点まで戻る コース
標高 980m
所在地 新見市
歩行距離 4.6Km
登山日 2008年7月21日(月) 海の日
天候 曇り後晴れ。 現地気温24℃。
周りの山には多少ガスがかかり、曇り空で蒸暑い。
アプローチ 自宅を5時45分に出発し、真備から美袋へ抜け
国道180号線を新見へ向かう。
千屋実から大忠へ左折し、登山口近くの路側に、
7時25分到着、駐車。
備考 以前歩いた時は林道は荒れ放題で何とか人が通った後が何とか分かる
程度だったが、今回はしっかりした踏み跡が見らる。
季節柄草木が生い茂りヤブコギを覚悟していたが、部分的には
分かり難い所(しっかり踏まれていないだけで歩くには何ら問題ない)
があるが、手入れがされたのか、良く踏まれたのか全体的には
良い道になっていた。
前回のように草を掻き分けて歩く事は無い。
尾根鞍部から急な登坂は、黒土で湿っていて滑り易く注意が必要。
チェックポイント | 時間 | 標高 | メ モ | |
駐車位置 | 7:30 | 559m | 舗装路を東に進み、読めなくなった指導標の所から未舗装の林道に入る。 植林の中の林道を指導標に従い進んで行くと、植林帯を抜け、草が多くなった林道を歩くようになる。 緩やかに登って行くと、林道の草は段々多くなり、多少朝露で靴が濡れてくる。 林道にはウマノアシガタだろうか黄色い花が沢山咲いていており、白いドクダミ の花も多く見られる。 前回登った林道の分岐を過ぎると、草が生い茂り林道は踏み跡の両側から腰丈程度の草が迫り出して、ズボンの腰から下が早くも濡れてくる。 季節柄か濡れても冷たくて気持ちが良い。 林道は荒れて倒木が見られるようになる。 所々草が生い茂る所があるが、踏み跡はしっかりしており、赤テープも見られる。 時間が早いせいか蒸暑さも大した事は無く、ブト(ブヨ)がまとわり付く程度で思ったよりも楽に鞍部に着く。 | |
尾根鞍部 | 8:10 | 747m | 右側尾根に付けられたしっかりした踏み跡を登って行く。 段々急になり、黒土が湿って滑り易く、周りの草木を掴みながら登る。 10分程度登ると一旦平らな所に着き、再び急な坂を登るようになるが、植林帯の中に入り回りに草や木は見られなくなる。 岩が有る辺りまで登ると踏み跡は、まばらになるが何処でも歩けるので急な尾根を上に上にと登って行く。 少し笹が回りに見られるようになると後一息で尾根の肩に出る。 尾根にはしっかりした踏み跡が有り、右側自然林で下に笹が生えている。 左側は植林帯でその際に踏み跡は付いている。 傾斜も緩やかになり、登って行くと小さなピークに着く。 軽く降り緩やかに登って行くと三角点のあるピークに5分程度で到達する。 頂上手前に数本の山アジサイが咲いている。 | |
天銀山頂上 | 8:45 | 980m | 頂上はまばらに草が生えているが、大した事は無い。 周りを木立ちと植林に囲まれ展望は無いが、涼しい風が吹き抜けていく。 三角点の側にフシグロセンノウのオレンジ色の花が一輪咲いている。 時折薄日が差すようだが全般的に曇っている為か思ったほど気温が上昇していない。 | |
休憩後下山 | 9:00 | 心地良い風に吹かれ休憩し、汗が引いた所で下山する。 来た道を引き返すと、小ピークの新ルート岡山の山百選に出て来るルートの入口に、木に赤いスプレーが付けてある。 宮島の事件を思い出すようだ。 赤テープが付いているので、それほど派手にスプレーしなくても良いと思うのだが、困った物である。 入口と言っても道が有る訳では無く、笹が一面に生えている。 思い切って突っ込めば、すぐ植林帯の中に出られる。 が、今日は往路を降るため、来た道をそのまま引き返す。 尾根の踏み跡をそのまま行くと踏み後が無くなるので、少し手前の赤テープから植林帯の中をトラバースするように降る。 この辺りは踏み跡が薄いので赤テープに気を付ける事が大事だが、踏み跡が無くなれば、左側に降れば良い。 少し降ると尾根がハッキリしてきて、踏み跡もハッキリしてくる。 途中赤テープもまめに付いているので心配は無い。 急な坂で足を滑らさないように注意しながら降って行くと、尾根鞍部まで降りる。 | ||
尾根鞍部 | 9:20 | 747m | それほど草が茂っている訳ではなく、赤テープが付いており林道の倒木を避けながら降って行く。 林道分岐が近づくと草が踏み跡両側から迫り出し、再び腰から下が朝露で濡れる。 この季節だからか冷たくて気持ちが良い。 植林帯を抜ける所まで降って来ると、天候は晴れに変り、強い日差しが照り付けてくる。 日差しは暑いが、時間帯がまだ早いのか思ったほどの暑さを感じない。 | |
駐車位置 | 9:55 | 559m | 車に戻り回りの温度を見ると28℃。 暑いと言ってもまだしのげる温度だ。 今回も日陰の登山道で夏向きの山だった。 難を言えば蜘蛛の巣が多少有るのと、ブト(ブヨ)がまとわり付くぐらいだ。 携帯用の蚊取り線香を持って行けば良いかも知れない。 この季節は朝早く登って暑くなる前に降りるのが一番だと思う。 |
登山ルート。
尾根鞍部から少し登った所で見かけた花。
「身近な野草」と言うホームページでオオバギボウシだと教えてもらいました。
天銀山頂上三角点の側に咲く、一輪のフシグロセンノウ。