26・18・26
県立森林公園
 管理センターを出発し、六本杉を経由しすずのこ平
もみじ平、千軒平、きたけ峰と県境尾根稜線上を歩き、
あせび台を経由して出発点に戻る 最長コース


標高      1,099m
所在地    鏡野町
歩行距離   9.4Km
登山日    2007年9月23日(日) 秋分の日
天候      曇りで体に感じるぐらいの弱い雨、後晴れ。
        現地気温19℃。 動くと蒸暑い。
        すずのこ平、もみじ平、千軒平はガスの中。
        きたけ峰はガスから外れ、景色が見える。
アプローチ  自宅を5時に出発し、国道429号線を足守から、福渡に抜け、
        国道53号線を津山に向かう。 院庄から国道179号線を奥津に向けて
        走る。 泉山は綺麗に見えている。
        上齋原まで来ると三ヶ上はガスの中。
        国道482号線に入り、平作原発電所まで来ると道路の
        路測両端が濡れている。
        先週日曜日に続き、今日こそは三原山に登ろうと考えていたのだが、
        嫌な予感。
        花知ヶ仙一帯の山々はガスの中。 おまけに今にも雨が降りそうな
        ぐらいに辺りは薄暗い。
        これでは三原山は難しいと思い、またしても行き先を変更。
        上齋原まで戻り、県立森林公園へ向けて進路を変える。
        県立森林公園管理センター入口の駐車場に、
        7時35分到着、駐車。
        車が既に1台停まっている。

備考     県境尾根稜線上はガスで景色は見えなかったが、涼しく
        歩くのには良かった。
        ガスも局地的なものか、きたけ峰からは景色が見えた。
        お昼前には晴れ間が出だし、少し残念。
        この天気にもかかわらず、連休の為か帰りには駐車場は
        満車に近かった。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車場 7:45 857m 管理センター前を通ると、管理人がいて挨拶し進んで行くと、先ほど停まっていた車の3人連れがバードウオッチングしている。 3人はレインコートを着ているがまだ雨は降りそうで降っていない。 「六本杉」への案内標識を右に曲がると、大ヤマザクラがある。 少し行くとたたら遺跡があり、少し見学していくが森の中は暗い。 道には茸が沢山生えており、もう秋だなと感じる。 食べられない茸がほとんどだが、死なない程度で幻覚が見えるなら食べてみたい気もするが・・・。 だんだんガスの中に入って行くが、視界はかなり良い。 六本杉を過ぎると分岐があり、「ねまがり杉」の方に進む。 この先やや急な尾根沿いの道を登り少し降ると分岐があり、「奥ぶなの平」方向右に曲がる。 少し行くと再び分岐があり、「すずのこ平」に向けて右に曲がる。 登って行くと風で木の枝の雫が雨のように降ってくる。 道は草でフカフカの絨毯になってくるが、膝の為には良いようだ。 この先で尾根の道にぶつかり左「すずのこ平」に分岐するが、ここを右に降った記憶が蘇る。 人形仙からヤブコギでここまで来たときの苦い思い出だ。 霧ヶ峰への入口には依然私が付けたと思われる赤テープがあるが、行く人はほとんどいないのではないだろうか。 緩やかに降って登り返すと人形仙への分岐があるが、依然軽いヤブコギだ。
B すずのこ平 8:50 1,078m 風も適当にあり涼しい。 ガスのため景色は全く見えないが、最初ここを歩いた時のようにガスが濃くなく、心細いと言う感じは無い。 アップダウンはあるものの大きなピークを1つ越すと「大杉・奥ぶなの平」への分岐に着く。 ここから急な登坂を登るとアップダウンはあるもののなだらかな道になる。 急坂は折からの雨で濡れており、足の置き方が悪いとズルズル滑る。 県境三叉路手前でキジのつがいに出合った。 お楽しみのところ驚かせてゴメンネ。 アップダウンはあるものの緩やかに登って行くともみじ平に着く。
  もみじ平 9:45 1,086m すずのこ平、県境三叉路そしてもみじ平には管理人用とはいえ、避難小屋があり、いざと言う時役に立つ。 ガスの中ではあるが、ほとんど雨には遇わずラッキーだ。 アップダウンはあるものの一旦降り登り返すと千軒平に着く。
A 千軒平 10:05 1,090m 晴れていれば三連休なのでかなりの人がいるだろうが、この天気では貸切状態だ。 景色が見えないのが残念。 ほとんど休んでいないので10分休憩を取る事にする。 体に感じるぐらいの小雨が降り出すが、たいした事はない。 晴れていれば大山が見えるのだが、少し残念。 5分もじっとしていれば汗が引き、涼しくて気持ち良い。
  休憩後出発 10:15   ここからなだらかに降って行き、もみじ滝分岐まで来ると3人のパーティに出会い挨拶する。 ここから先はまだ一度も歩いた事が無いので楽しみだ。 道は細くなるがしっかりしており不安はない。 一つ目のピークで南に向きが変わり道も広くなってくる。 緩やかに降りその先で急坂が待っている。 急坂を喘ぎながら登ると、なだらかにアップダウンしながら進んで行く。 ここまで来るとガスが上がり木立の合間から景色が見え出す。 道も乾いて足を滑らせる事もなくなってくる。 最後の急坂を頑張って登るときたけ峰に着く。
  きたけ峰 11:00 1,099m 若杉山から田代峠に向ってガスが流れているものの、時折1,120.4mピークが見える。 南東方向に霞んではいるが泉山がハッキリ確認できる。 時折弱い日差しがあり、天候も回復してきているように感じる。 北側の千軒平やすずのこ平方面のガスは相変らずのようだ。 昼食を取っていると一人の登山者に出会い挨拶する。 森林公園も連休の為人が来だしたようだ。
  昼食後下山 11:30   昼食を済ませ、緩やかに降って行く。 ここから先は比較的なだらかで歩き易い。 もみじ滝への分岐を過ぎると道が比較的狭くなり、人も歩いていないせいか蜘蛛の巣が顔に引っかかり出す。 道に大きな蝦蟇蛙がいる。 危うく踏み潰す所だった。 途中景色も見える所があり、なかなか良いコースだ。 田代峠から来ているのだろうか、林道が見える。 そのままなだらかにアップダウンをして行くと「おたからこう湿原」への分岐がある。 そのすぐ先にあせび台がある。
  あせび台 12:15 906m ここから少し傷んできてはいるが、良く整備された階段の降りとなる。 小川にかかる橋を渡り、少し登り緩やかに降って行くと人のにぎやかな声が聞こえ、管理センター前に出てくる。 かなりの人出のようだ。 さすが天気が悪くても連休だと納得する。
  駐車場 12:30 857m 駐車場もほぼ満車で、第二、第三駐車場にも車があった。 昨年5月の連休ほどではなく、天気のせいかなと納得。 もみじの季節になるとまた混雑するのだろうか。 紅葉の季節にはだいぶ早い。



今回の歩行ルート。
県立森林公園の最長コースで歩きがいがある。


  

きたけ峰から見る泉山。                 きたけ峰から1,120.4m峰を望む。
少し霞んではいるが、山頂に              田代峠から1,120.4m頂上に続く尾根が見えている。
ガスはかかっていない。                 若杉山方向からガスが流れてきている。




あせび台に向う途中の景色。
田代峠方向から続いているのだろうか、林道が見える。