55
神郷 三国山
 三室上バス停を出発し、三室林道の登山口より
東尾根を登り、県境稜線を三国山頂上まで歩く。 
下山は
往路を戻る コース


標高      1,126m
所在地    新見市(旧 神郷町)
歩行距離   7.9Km
登山日    2006年8月5日(土
天候      晴れから、晴れ時々曇りへ。 現地気温22℃。
        湿度が高く蒸暑い。 朝から霧が出ていたが現地に
        到着する頃には、ほとんど霧も晴れてきた。

備考     登山道は良く整備されており、歩き易く、案内標識も
        設置されており、誰でも登れる。
        登山口から三国山頂上までの登山道は、ガイドブックに
        示されている地図とは異なっており、一つ手前の尾根を登る。
        従って、地図の稜線1,043mからの稜線歩きは無く、
        登山道から登ると「33」と思われる新しい石柱の
        手前に出る。

アプローチ  自宅を5時15分に出発し、真備から美袋に抜け、国道180号線を
        高梁に向け走る。 高梁から井倉を通り、新見に入る。 新見から
        国道182号線に入り、九の坂トンネルを抜け、右折し県道8号線を
        北上する。 足立から県道12号線に入り、三室川ダムを過ぎ、
        道は狭くなり、三室上バス停200m手前の右側路側帯に7時15分
        到着、駐車。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
@ 三室上バス停 7:25 635m 舗装路を西に進む。 一番最後の民家を過ぎると、木陰の道になり歩き易い。 林道分岐の手前に道幅の広い所があり、車が4〜5台程度置ける。
A 林道分岐 7:40 741m 分岐には「三国山」左の案内表示があり、工事中となっていた。 林道分岐を左に入り、未舗装の林道を更に西に進む。 最初の橋を渡ると「関係者以外通行止め」の標識があり、鎖が有るが今日は鎖が降りて車が通行できるようだ。 更に進んで行くと、二つ目の橋を渡り、すぐ三つ目の橋を渡ると「三国山」、「あっち」と矢印の案内標識が設置されている分岐が有り、左に曲がる。 ガイドブックでは荒廃した林道となっているが、未舗装ながら車が普通に走れる良い道だ。 林道は沢沿いの道で、水の音を聞きながら緩やかに登って行く。
B 登山口 8:15 758m 林道の大きくカーブした手前100mの所に、石で作られた「三國山登山口」の案内表示がある。 カーブには車5〜6台程度置ける。 良く整備された登山道を登って行く。 蒸暑く登るたびに汗が額からポタポタ落ちる。 幸い道は木陰で太陽の日差しが当らず、直射日光の暑さは感じられない。 尾根に沿って道は整備されており、急坂と言うほど急ではないが、ぐんぐん高度を稼いで行く。 稜線が近くなると道の両端に笹が生えているが、道にはみ出した笹は数日前に丁寧に刈り取られたばかりのようだ。 
C 稜線 8:50 1,114m 稜線まで出ると、風が感じられようになり、一息入れる事にする。 稜線上は南北に木が生えているが、所々木の生え方が粗い所があり北側に鬼林山、大倉山などが見える。 登山口よりも気温が低く、湿度も低いせいか、風が爽やかで大変心地良く、見る見るうちに汗が引いて行く。 稜線上はなだらかな木陰道で、すぐ新しい石柱を埋めてある所に着く。 この石柱が標識「33」だと思われる。 ここは、南側の展望も多少ある。 ここから、ゆるく降り軽く登れば標識「32」の石柱が埋めてある三国山頂上に着く。 道はここまで整備されており、ここから先はヤブコギとなる。
D 三国山頂上 9:05 1,126m 頂上は、南側の展望と、木の間から一部北側も景色を見る事ができる。 木陰で涼みながら、景色をご馳走に少し早い昼食を取る。 鶯と小鳥の囀りで、心安らぐ一時を過ごす。
  昼食後下山 9:45   休憩していると、何やら大勢の人の声が聞こえて来た。 小学生20人ぐらいと引率の先生数名の団体が登って来た。 夏休み山の学校のようだ。 山頂は狭く邪魔になりそうなので早々下山する事にして、稜線を降って行くと、同じ小学生と引率の先生の団体がもう一組登って来た。 挨拶を交わし、先を急ぐ。
C 稜線 9:55 1,113m 稜線から尾根道を降って行く。 ガイドブックの地図に描かれているルートを目で追ってみたが、ヤブコギを覚悟する必用があり、踏み跡は見つからなかった。 道を降って行くと、忘れていた蒸暑さをどんどん感じるようになる。 再び額から汗がポタポタ落ち、水の音が聞こえるようになると、登山口に降り立つ。
B 登山口 10:25 872m 日陰の林道を降って行くと、トラックが登って来た。 木の積み出しをしているようだ。
A 林道分岐 10:55 741m ここから舗装路になるが、日陰で日光の暑さを感じさせない。 林道を降って行くと先ほどのトラックが木材を積んで下りてきた。 民家が見えるようになると、木陰道は終り、太陽の日差しを浴びながら、太陽に焼かれて熱くなった舗装路を降る。
@ 三室上バス停 11:05 634m バス停の200m先に車を駐車しており、車まで戻る。



稜線から三国山頂上に向かって歩いている時に撮影。
稜線上北側の景色。