55・34・35
三国山
 三室集落先の林道から三国山頂上に登る。
下山は往路を降り
出発点まで戻る コース


標高      1,126m
所在地    新見市
歩行距離   6.0Km
登山日    2008年7月27日(日)
天候      曇り一時雨。 現地気温25℃。
        稜線上は風があり涼しい。
アプローチ  自宅を5時30分に出発し、真備から美袋に抜け、国道180号線を
        高梁に向け走る。 高梁から井倉を通り、新見に入る。
        新見から国道182号線に入り、九の坂トンネルを抜け、右折し
        県道8号線を北上する。
        足立まで来ると曇り空に変り、近くの山々が霞んで見え出す。
        足立から県道12号線に入りる。
        三室ダム手前の坂で、道路脇に猿の集団がたむろしている。
        三室川ダムを過ぎ、道は狭くなる。
        三室集落の先、林道入口手前左側路側帯に7時15分
        到着、駐車。

備考     今日は大山ユートピアにでも行って見ようかと思っていたが、昨夜の
        天気予報では曇り後雨。
        予定を変更して、夏向きの山「神郷 三国山」にした。
        天気予報は当り、鳥取県境の山では曇りから一時雨が降った。
        2年前に来たときは手入れされて良い道だったが、今日は少し
        登山道の両側から草や笹が迫り出してきていた。
        特に稜線上は季節柄か、笹がかなり迫り出して登山道が分かり難く
        なっている所がある。
        それでも笹を掻き分ける程ではなく、登山道はしっかり踏まれており
        特に心配はない。
        元々それほど展望は期待できない山だが、今日はガスで北側の
        展望は全く無かった。
        南側はガスっているが、多少展望が得られた。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車位置 7:25 679m 駐車位置から舗装路を50mほど歩くとカーブミラーがあり、林道の入口となる。 杉木には赤いテープが巻いてあり、下に三国山の表示が見える。 未舗装の林道を歩いていくと、鎖があり「一般車両進入禁止 岡山森林管理署」の表示がぶら下がっている。 側に軽トラックが1台停まっている。 鎖の左側から林道に入り、更に進んで行く。 林道の両側にはヒメジョオンとドクダミが多い。 少し行くと年配の登山者が降ってこられ、挨拶する。 かなり朝早く登られたようで、軽トラックの持ち主のようだ。 山頂は涼しい風が吹いて良かったが、展望は今ひとつとの事。 歩き出して10分ぐらいで林道の分岐に着く。 分岐には「三国山」「あっち」の標識があるが、通常「あっち」ではなく「こっち」と書くのが普通だとおもうが、「あっち」だと邪魔だからアッチに行けと言われているみたいに感じる。 林度を左に曲がり緩やかに登って行くと時折弱い雨をかすかに感じる。 この林道には、木苺のような赤い木の実が沢山ある。 食べても美味しそうだが、焼酎に漬けるのも良さそうだ。 で、食べられるのだろうか? それにしてもよく似ている。 いろんな花が咲いており、写真に撮りながら歩く。 林道の傾斜が感じられるようになると、左側に「ヒラメ放流地」の標識がある。 少し登ると「三國山登山口」と彫り込んだ石があり、登山口に着く。
A 登山口 7:55 856m 登山道を少し登ると「銘水の滝」と表示があり、帰りに寄ってみることにし急な登山道を登って行く。 蒸暑いのでゆっくり登るが、汗が額から滴り落ちる。 山アジサイを多く見かけるが、先週登って登った天銀山と違い、雨が少ないせいか、花の発色が悪い。 登山道も乾いている。 10分ほど登ると尾根に出て少しなだらかになり、木立ちの合間から左側に三国山が見え出す。 尾根を吹き抜ける風が涼しくて心地良い。 登山道両脇にはヤマジノホトトギスが多く咲いている。 少し行くと切った木で作ったベンチがあり、ゆっくり休憩できる。 急な尾根道を更に登って行くと、花が沢山咲いており、蝶が沢山飛び交っている。 蝶の楽園のような所だ。 稜線が近くなると、登山道の両脇の草が多くなってくる。
C 県境尾根 8:30 1,118m ガスっているものの多少展望があり、一息入れる。 稜線上を吹き抜ける風が涼しく、何とも言えず心地良い。
  休憩後出発 8:35   なだらかな稜線の日が当る所は、笹が多くなり少し歩き難い。 少し行くと石柱があるピークに着く。 ここからも南側に多少展望がある。 涼しい風を感じながら、なだらかな稜線を東に歩くと、石柱のある三国山頂上に着く。
D 三国山頂上 8:45 1,126m 北側は凄い勢いでガスが流れ込み、展望はほとんど無い。 南側は少しガスっているが多少の展望がある。 汗で濡れた服だと、風で少し寒さを感じるぐらいだ。
  休憩後下山 9:00   涼しいので帰りたくないのだが、天候も悪化してきているように感じ、ゆっくり休憩の後下山する。 来た道をゆっくり戻るが、アップダウンが少ないので助かる。
C 県境尾根 9:10 1,118m 急な登山道で足を滑らさないように注意しながら降る。 蝶は相変らず沢山花にとまっている。 気になっていた「銘水の滝」へ歩いていくが道は隣の尾根に向って行く。 間違いだと気付き引き返す。 「銘水の滝」の標識から下に小さな滝が見え、滝の音がする。 これが「銘水の滝」だと納得した。
 A 登山口 9:40 856m 林道をゆっくり降って行くと、林道の分岐が近い辺りで雨が降り出す。 すぐ止むかと思ったが、意外に降るので傘をさして歩く事に。
  駐車位置 10:10 679m 林道は植林が多く、木の枝でそれほど濡れる事無く車に辿り着いた。 車で三室ダムまで来ると雨が降った形跡が無かった。 新見まで戻ると青空が広がり、日差しが突き刺さるように暑い。



登山ルート。




登山道に沢山咲いているヤマジノホトトギス。
ベンチのある辺りから稜線近くまで見られる。




蝶の楽園?




三国山頂上南東方向の展望。
北側は凄い勢いでガスが流れ展望はほとんど無かった。