60・47・42
佐伯 天神山
天神山城址登山口を出発し、天神山城址を見学しながら
天神山頂上に登る。 下山は、和気美しい森を周遊し
本丸まで引き返す。 本丸から侍屋敷跡を見学し
天瀬登山口まで降る。 旧片上鉄道線路跡の
サイクリングロードを歩き出発点まで戻る コース
標高 409m
所在地 和気町
歩行距離 5.4Km
登山日 2008年1月27日(日)
天候 晴れ後曇り。 現地気温−2℃。
駐車した時は晴天で日差しが暖かかったが、10時ごろより
曇ってきて、日差しが少なく冷たい風が吹く。
アプローチ 自宅を6時45分に出発し、国道429号線から岡山空港経由で
国道53号線に出る。 金川大橋を渡り、赤磐市に抜ける。
赤坂から佐伯に抜け、国道374号線を南に進むと河本バス停が
ある。 河本バス停から左鋭角戻る方向に曲がると、道路左側の
路側に8時20分到着、駐車。
天神山城址登山口は目の前にある。
備考 今回もガーミンの新しいGPS eTrec H をテストしてみる。
往路と復路ではやはり衛星の位置精度誤差でズレが発生
するが、旧モデルよりはズレが少ないようだ。
トリップコンピュータ画面も任意の項目を5個まで指定して表示
でき、画面を切り替える手間が少なくなっている。
目的地や、次のポイントまでの距離、到着時刻、到着時間
まで表示できるようになったのは素晴らしい。
ルートナビゲーション画面で最小表示50mだったのが
12mになっていた。
衛星の精度誤差1mが表示できるらしいが、旧タイプで7〜8m
が限界だったが、今日は5mが出ていた。
常に画面を見ている訳ではないので、もう少し精度が出ている時が
有ったのかもしれない。
これで2万円弱の買い物だったので、やはり買い得感がある。
チェックポイト | 時間 | 標高 | メ モ | |
@ | 天神山城址登山口 | 8:25 | 37m | 岩の多い、急な登山道をつづら折れに登るとすぐロープのある岩場がある。 分岐で左の岩が無い道も選べるが、岩の急な坂を登る。 岩と言っても少しだけだが、振り返ると景色が良い。 細かい切り返しのつづら折れの、直登に近い尾根道を登って行くと見張り所に着く。 更に岩が多い尾根道を登ると天神地蔵が5mほど右にある。 |
A | 天神地蔵 | 8:55 | 254m | ここから南に少し展望があり、真下に吉井川が見える。 登山道に戻り、再び急な岩の多い尾根道を登って行くと、握りこぶしぐらいの大きさの雪の塊が点々と現れ出す。 先週降った雪が残っている。 登山道の上に空が見え出すと下の段、西櫓台に着く。 草が綺麗に刈り払われ地元の人達の熱意が感じられる。 その上に休憩舎がありゆっくり休憩できるが、木の枝が邪魔をしてそれほどの展望は無い。 雪の残っている部分が多くなってくる。 ここからはなだらかになり、史跡の説明板を読みながらゆっくり見学して歩く。 三の丸、二の丸、本丸と見て周り、竪堀と有ったので見ようと踏み跡を降るとどんどん尾根に沿って降りていく。 間違いに気付き戻るが、竪堀とは垂直に削られた所を言うと、説明を読んで納得した。(ルート図の踏み跡ありの部分) 尾根をアップダウンしながら、史跡の説明を読みながら歩いて行く。 太鼓の丸城直下の急な登りでは、登山道にも雪が残っている。 太鼓の丸城に着くと岩場から北西部の展望が素晴らしい。 北に妙見山が見えている。 残念ながら遠くは雲と霞みで見えない。 なだらかな道を進むと軍用石を過ぎ、本丸の跡に三角点がある。 |
天神山三角点 | 9:45 | 409m | 更に西に進むと植林の中に入り、和気美しい森ビジターセンター前に着く。 | |
和気美しい森 ビジターセンター |
9:55 | 396m | 戻る方向から右に「野鳥の森 510m」の標識があり歩いてみる。 緩やかに降って行き十字路に出る。 方向も回りこんで歩いているようなので、ビジターセンター方向に戻る事にし、右に曲がり階段を登って行くと舗装路に出た。 舗装路を緩やかに登ると、和気美しい森第1駐車場を通り、元のビジターセンター前に10分程度で戻ってくる。 来た道を引き返し、展望が良い太鼓の丸城で昼食にする。 | |
太鼓の丸城 | 10:20 | 408m | 昼食を取っていると、空には雲が広がり日差しが少なくなり、冷たい風が吹き出す。 | |
昼食後下山 | 10:50 | ゆっくり休んでいても寒いので早々下山する。 雪があり滑り易いので注意しながら急な坂を降り、進んで行くと10人ほどのパーティとすれ違い挨拶する。 少し行くとまた10人程度のパーティが登って来て、年配の人達だが、天神山は史跡もあり人気のある山だと感じられる。 また登山道や標識がしっかりしているのも安心できるところだ。 本丸から天瀬登山口への分岐で3名の中年女性登山者とすれ違い挨拶する。 今日は結構登山者に出合った。 つづら折れの登山道を降って行くと分岐があり、左側側に曲がり侍屋敷へ降る。 右に降っても同じ天瀬登山口に着く。 侍屋敷は広く続いているが、最後尾根に登る所で道はヤブコギになり侍屋敷が終わる。 ヤブコギ手前に降る細い踏み跡があるが見送り、侍屋敷中の段まで引き返す。 ここから降って行くと石垣の側を降って行き、舗装されたサイクリングロードの登山口に降りる。 登山口手前で先ほど分岐した道と合流する。 | ||
天瀬登山口 | 11:40 | 42m | 舗装された旧片上鉄道線路跡を右に歩いて行くとトンネルがある。 トンネルの中でサイクリングの自転車に抜かれ、利用している人がいる事が分かった。 今までほとんど自転車が通っているのを見たことが無かったが、利用者の絶対数が少ないからだと思った。 | |
@ | 天神山城址登山口 | 11:50 | 37m | 10分程度で駐車位置まで戻ってきた。 空は曇って日差しが無い。 冬の天気は朝のうち晴天があるが、昼前には曇ってくる事が多い。 朝晴れているからと言っても、いつまでも晴れている訳ではない。 出発する時、天気が良いのでついついダウンジャケットを車に置いて来るのだが、持って来ればもう少しゆっくりできたかも知れない。 この時期には何時も思う事だ。 |
今回歩いたルート。
往路と復路でGPSのトラックログがズレているが、そのまま載せています。
天瀬登山口への降りは「新・分件登山ガイド 岡山県の山」に載っているのと全く違っている事が分かる。
天神地蔵からの展望。
薄っすらと霧に包まれる佐伯の町並みが見え、眼下には吉井川の流れがある。
太鼓の丸城から北側の展望。
写真中央の小さく尖ったピークが妙見山。
その手前の丘陵が、三保高原