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大山
 駐車位置から車道と、尾根の踏み跡を辿り、大山へ登る。
大山を散策の後、車道などを降り、出発点に戻る コース


標高      343m
所在地    美作市
歩行距離   5.3Km
登山日    2010年1月10日(日
天候      曇り時々晴れ。 現地気温5℃。
アプローチ  自宅を5時40分に出発し、国道429号線を足守から、福渡に抜け、
        国道53号線を津山に向かう。
        打穴中の信号を左に曲がり、久米建部線を走り、途中少し近道をする。
        国道179号線を北に走る。 鏡野町まで来ると路面が少し濡れている。
        道の駅「奥津温泉」まで来ると、周りは雪景色となる。
        おまけに、ミゾレ混じりの雪が降り出す。 
        上齋原振興センター
に7時20分到着。 風があり、ミゾレ混じりの雪が
        吹き殴るように降っており、しばし様子を見るが、天候は依然良くない。
        道の駅「奥津温泉」まで引き返し、更に様子を見ることにする。
        8時30分、天候も回復せず、気が乗らないので、県南の熊山辺りを狙い
        帰る事にする。 那岐三座もガスに覆われ、疲れているせいか気が乗らない。
        思えば、先週末2日間出荷作業応援に狩り出され、ころくに寝ていない。
        湯郷温泉辺りまで来ると、多少晴れ間が見え出し、天候が回復して来た。
        まだ大山に登った事が無いので、思いつきで登る事にし、湯郷温泉から
        大山集落に向う道に入り、路側の広い所に、9時30分駐車。

備考     ガイドブックも、過去に軽くしか読んでおらず、地形図も持ってきていなかったが
        山の位置だけは分かっていた。
        車で上がれると記憶していた為、車道歩きで歩いてみたが、途中尾根に
        踏み跡を見付け、電波塔まで尾根伝いに登る事にした。
        降りも、切開かれた道を四等三角点ピークを通り、降ったが、途中で
        切開きが終り、植林帯の中を軽いヤブコギで車道まで降りた。
        登りの尾根ルートは松茸山の為、9月〜12月までは通らない方が
        良いと思う。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車位置 9:35 95m 駐車位置から舗装路を登って行く。 右カーブになった所に林道があるが、見送る。 山頂には幾つかの電波塔があり、そこが山頂のようだ。 更に登って行くと、左カーブの右側にカーブミラーがあり、ガードレールから左側になんと広い作業道がついている。 左上の尾根を見ると、何やら緑色の階段が見える。 尾根に上がって行けそうだ。 階段が有るという事は、踏み跡が有ると判断する。 尾根を観察すると、尾根沿いに電波塔まで行ける事が分る。
  舗装路分岐 9:50 194m カーブミラーからそのまま、舗装路を少し登り、コンクリートの壁に沿って、少し戻る方向に登ると、緑色の階段がある。 少し錆びているが、問題無く、そのまま緑色の階段を少し登ると尾根に出る。 尾根には思った通りシッカリした踏み跡がある。 踏み跡を辿り登って行くと、倒木がでてくる。 倒木を乗り越したり、潜ったりしながら登って行くと、潅木の枝が邪魔し出す。 少し踏み跡が怪しくなってくるが、ここは松茸山らしく、溝状になった踏み跡に沿って、左側に白いビニール紐、右側に緑色のビニール紐が張り巡らされている。 このビニール紐に沿って登って行く。 潅木の枝が邪魔な所は、ビニール紐を潜って、松林の中を歩く。 青い色のビニール紐が出てきた所の先で松茸山は終わる。 倒木の塊を右に巻き、平坦になると、広いシッカリした道に出合う。 格段に歩き易い道を進むと、前方にお茶畑が見え、左側に別荘のような建物が見えてきて、舗装路に飛び出す。
  舗装路出合 10:10 327m 舗装路を右に少し歩くと、進行方向に電波塔と、その手前に休憩舎が見える。 舗装路から、休憩舎に向かい斜面を登ると、休憩舎に着く。 休憩舎はかなり新しく、雨風が凌げそうだ。 岩が沢山転がる山頂から北側に展望があるが、遠くは霞んで見えないが、眼下に湯郷温泉街が見える。 そのまま電波塔がある山頂を少し散策するが、三角点が見つからない。 地形図が無いので、何処に三角点が有るか分らないが、南側にもピークがあり、そちらに行ってみる事にする。 桜並木の間を通り、正面のお墓を右に曲がり、お墓の中を進み、下の舗装路に降りる。 舗装路から、未舗装のお茶畑があるピークに向う。 1軒の民家の横を通り、緩やかに登って行くと、なんとお茶畑の中に三角点があった。
  大山頂上 10:30 343m 三角点を記念撮影すると、来た道を引き返す。
  電波塔 10:35 340m 休憩舎で昼食にしようかと思ったが、外の方が日差しが暖かく、岩の上に座り、お湯を沸かし昼食にする。
  昼食後下山 11:00   それほど歩いている訳でもなく、少しゆっくりすると、すぐ下山する。 電波塔のある方向に進み、コンクリート舗装の道を降ると、舗装路に出る。 舗装路の先には、大山展望台の標識があり、行って見る事にする。 道は舗装されているが、車は入れない。 小高い丘の先に、奇妙なモニュメントのような建物がある。 これが展望台だった。 1階はトイレになっており、螺旋階段を登って行くと、展望台の上に出る。
  展望台 11010 322m 展望台の上からは、北側の展望が素晴らしいが、生憎の天候で、那岐山さえガスッテいて、ハッキリ見えない。 見える範囲の景色を楽しんだら、帰る事にする。 そのまま舗装路まで戻り、舗装路を緩やかに降って行く。 舗装路から階段を下に降る、面白そうな道があるが、帰りが遠くなりそうなので見送る。 舗装路を緩やかに降り、見覚えのあるカーブミラーまで戻る。
  舗装路分岐 11:30 194m ガードレールを乗り越し、幅広の作業道を帰る事にする。 作業道が有ると言う事は、下から登って来られると判断したが、甘かった。 緩やかに作業道を登って行くと、209.1mの四等三角点がある。 作業道は降って行く。 少し降ると作業道は無くなる。 伐採された木上を歩き、右側の植林帯の中を降る事にする。 植林帯の中は、多少潅木があるが、歩き難い事は無い。 ここまで来ると、戻るのも大儀なので、そのまま歩き易い所を選び、適当に降って行く。 踏み跡が有ると言えばある、無いと言えば無いような感じの尾根を、尾根に沿って降る。 植林が終りになると、倒木が多くなるので、倒木を避け、下に見える舗装路に向かい、適当に降って行く。 左側は急斜面なので、右寄りに降り、軽いヤブコギで舗装路の交差点に降り立つ。 舗装路に出ると、停めていた車が見える。 舗装路を緩やかに登ると、すぐ車に辿り着く。
  駐車位置 11:50 95m 帰ってガイドブックを読んだが、ガイドブックより面白いコースになっていた。 ただ単なる車道歩きより、山道を歩いたと言う感じで良かった。



登山ルート。


  

舗装路分岐。                       尾根の道がなだらかになると、舗装路に出合う。
コンクリートのかべの上に面白そうな         舗装路出合の先にはお茶畑が広がる。
階段が見える。


  

舗装路を進むと、電波塔と               休憩舎の先から見える北側の展望。
休憩舎が見えてくる。




お茶畑の中にある、大山頂上の三角点。


  

三角点から見る、北側の景色。             奇妙な格好した大山展望台。
山頂からは一見高原のような
景色が広がる。


  

展望台から北側の展望。                 209.1m四等三角点。
正面に那岐山が見えても良いのだが
ガスで霞み見えなかった。