54・29
大佐山
大佐風市場を出発し、正面登山道から大佐山頂上へ登る。
下山は、南登山道を降り出発点に戻る コース
標高 988m
所在地 新見市
歩行距離 8.9Km
登山日 2007年4月15日(日)
天候 晴れ。 現地気温5℃。
黄砂のせいか、霞んで遠くがハッキリ見えない。
アプローチ 真備から美袋に抜け、国道180号線を高梁に向う。
高梁から国道313号線に入り、北房に向う。
北房から県道58号線から大佐町に入り、
大佐町観光案内所「大佐風市場」の駐車場に
7時40分到着、駐車。
備考 「新ルート 岡山の山百選」のサブコースと「新・分県登山
ガイド32 岡山県の山」の南登山道の地図は間違っている。
中央登山道との分岐は、大佐山頂上から南に延びる尾根上に
あり、南登山道は更に尾根を南に降った所から林道に出る。
尾根から降る所には案内標識があるが、林道までの間は
踏み跡があると言えばある、無いと言えば無いような感じで、
目印のピンク色のビニール紐も無くなり、林道に出るまでが
分かり難く軽いヤブコギになった。
林道から登る所には案内標識があり、下山ルートで降りに
使用するよりは、登山ルートとして登りに使用する方が
安心できると思われる。
地図のルートを参照して下さい。
チェックポイント | 時間 | 標高 | メ モ | |
大佐風市場 | 7:45 | 354m | 西に少し歩いて橋を渡り、川沿いの旧道に入る。 舗装された道を緩やかに登って行くと大佐神社の先で広い道路に出る。 道路をつづら折れに登って行く。 道路脇の桜が満開で綺麗だ。 鶯の声も聞こえ春爛漫。 ビジターセンター側の道路の斜面には芝桜がピンク色に咲いている。 春の訪れを感じながら進むと、ほどなく「風の湯温泉 大佐海洋センター」に着く。 | |
A | 大佐海洋センター | 8:05 | 486m | 少し舗装路を登るとすぐ、登山口だ。 登山口には登山道の案内図が設置されていた。 |
B | 登山口 | 8:10 | 522m | 登山口から舗装された道を登り、中央登山道の分岐の先で未舗装になる。 少し行くと道が分岐し、尾根に沿った小径に入る。 尾根に付けられた道は結構急で、膝の痛いのを我慢しながらゆっくり登って行く。 途中から道が分岐するが、尾根沿いの道は旧登山道で、急な為つづら折れに新しく登山道が付けられている。 旧登山道は上の方は荒れているので、新しい登山道を利用させてもらう。 しばらく急坂を頑張ると、上が開けてハングライダー発進基地に着く。 |
E | ハングライダー発進基地 | 8:55 | 880m | 昨年、この右側尾根をヤブコギして降った記憶が蘇る。 発信基地から左に緩やかに登ると、「天空ロマンの径」標識の先から舗装路に出る。 舗装路を左に行くと休憩舎がある。 周りの木の枝が邪魔で景色は良くない。 休憩者の裏の小径を登ると古びたアスレチック広場があり、更に小径を登って行くと岩場から景色が良く見える。 尾根沿いの小径をどんどん登って行くと大佐山頂上天体観測ドームの裏に出る。 南側に休息舎がある。 休息舎にも登山道の案内図が設置されている。 昨年来たときはこんなものは無かったと記憶している。 |
D | 大佐山頂上 | 9:10 | 988m | 休息舎の先からの景色もなかなか良い。 「あすなろタワー」登ると360°の景色が楽しめるが、あいにくの黄砂だろうか遠くは霞んでハッキリ見えない。 毛無山は何とか見えるが、大山は霞んで全く判別できない。 二子山は近いので良く見えている。 タワーの上は風が強く、日差しがあっても少し寒い。 三角点の所に移動し、お腹が空いたのでおにぎり2個をほおばる。 |
休憩後下山 | 9:45 | 少し、休憩した後下山する。 尾根を南に行くとすぐ分岐があり、手作りの案内標識「中央尾山道です→」、「南登山道です→」が木に付けてある。 昨年中央登山道を登るとき注意して見ていたが、南登山道との分岐が発見できず、尾根の分岐を疑っていたがその通りだった。 昨年はこんな標識は付いていなかったような記憶があるが、あてにならない。 尾根の分岐をそのまま直進し、南登山道を降る事にするが、登山道は少し荒れてくると言うより、踏み跡程度の径となる。 まだ踏み跡とハッキリ分かるので何も心配ない。 尾根を降って行くと、突然立派な標識が現れビックリする。 標識のところから左下(東)に降るが、ここからが難しい。 踏み跡があると言えばある、無いといえばない状態で、ピンク色のビニール紐だけが頼りとなる。 岩が有るところまで降ると、ピンク色のビニール紐の付いた枝が地面に落ちていて、その先赤テープが2個見つかっただけの状態となる。 岩の右側から歩き易い所を選び下に降りて行くと枯れたススキが茂っている所に出る。 よく見ると幅2mぐらいの林道の跡のように見える。 ススキの枯れたのを掻き分けながら緩やかに林道跡を降る。 林道跡はつづら折れになっており、大きな岩が積み上げられて林道となっているようだ。 つづら折れの林道跡を進んで行くと突然ススキが刈られた場所に、案内標識が設置されている。 ここから上に登る小径があるが、その先はやはりわかり難いようだ。 位置的な所から考えて見ると、岩の所から、岩を越えて斜め左下に降るとここに出ると思われるが、踏み跡などは全く無かった。 ここからは歩き易く、長い林道を降って行くと、ケイマンゴルフ場の裏に出る。 コンクリート舗装の道を登って行くと、舗装になり、すぐ未舗装になる。 GPSや地形図と照らし合わせ、ガイドブックに載っている登山道を探して林道の分岐から先や、登れる小径をウロウロしてみるが、結論は2つのガイドブックとも南登山道の地図はデタラメで全く信用できない。 途中で地元の登山道の管理をしている人に出え、話をするが南登山道を歩いて調査した結果をガイドブックに載せたのではないようだ。 南登山道は手が足りず整備ができておらず、林道の草刈がやっとの事だったと話してくれた。 | ||
B | 登山口 | 11:15 | 522m | カタクリの自生地があるとの事で、案内してもらいカタクリの花を見て帰る事にした。 山の斜面に沢山のカタクリが自生しており、道路から少し離れており、盗掘が免れているようだ。 |
大佐風市場 | 11:45 | 354m | 今日は大佐山頂上から沢山のパラグライダーが空を舞い、お祭り騒ぎだ。 海洋センターを通り、朝来た道を降って駐車場まで戻る。 |
南登山道の大半は林道歩き。
青色の部分が分かり難く、ヤブコギとなった。
登りのコースだと多少多少分かり易くなると思われる。
あすなろタワーからの景色。
残念ながら遠くが霞んでおり、毛無山が遠くにぼんやり見える。