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大廻小廻山
 瀬戸町郷土資料館前から失われし古道を歩き、小廻山に登る。
適当に散策し往路を戻る コース


標高      小廻山    199m
         大廻山    196m(断念)
所在地    岡山市
歩行距離   5.6Km
         3.8Km(小廻山、大廻山だけなら) 所要時間  1時間15分
登山日    2009年1月12日(月) 成人の日
天候      曇り時々晴れ。 現地気温2℃。
アプローチ  自宅を7時20分に出発し、国道2号線から岡山市内を抜け
        東岡山から県道岡山赤穂線を走り、環太平洋大学の周りで
        駐車できる所を探し、瀬戸町郷土資料館前の右側草地に
        8時20分到着、駐車。
        歩き出して見つけた「大廻小廻山城址 一の木戸(水門跡)」
        への標識の下に、駐車場は瀬戸町郷土資料館前を利用する
        ように書いてあるが、今日は祭日の為閉門されていた。

備考     ガイドブック「岡山県百名山」には失われた古道と書かれており
        ヤブコギとなるため、一の木戸より引き返し常楽寺辺りから
        車道歩きをするように書いてある。
        また、岡山の山MLメンバーの山本さんのHPでもヤブコギした
        
記録が残っており、ヤブコギ覚悟で来たが、「一の木戸」から
        先も道はしっかりしており、笹が茂るところは綺麗に刈り払われ
        何の苦労も無く車道に出られた。
        小廻山へは、「産業廃棄物積替保管場所」のトタンでできた塀の
        先を左に曲がり、果樹園の中の未舗装路を緩やかに登って行くと
        頂上三角点に着く。
        大廻山へは、作りかけで止めている家の側を緩やかに登り
        別荘がある所までは行けるが、その先は茅等に覆われていて
        ヤブコギとなり、三角点も展望も無さそうな為、引き返した。
        ガイドブック「岡山県百名山」の地図にある城跡の境界線は
        歩けるのかと思っていたが、歩けるように無かった。
        この辺りの家は犬を放し飼いにしており、小さな犬が多いので大半
        問題ないが、ドーベルマンを放し飼いしている所があるので注意。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  瀬戸町郷土資料館 8;30 19m 瀬戸町郷土資料館前から県道を横切り、南に進み、左に曲がって少し歩くと、民家の前に「大廻小廻山城址 一の木戸(水門跡) 徒歩約15分 約0.6Km」の標識がある。 右に曲がり未舗装の林道を進むと、左に社がある。 落ち葉でフカフカの林道を緩やかに登ると、10分ほどで、池に着く。 更に緩やかに登って行くと、一の木戸に着く。
  一の木戸 8:45 87m 岡山市教育委員会の「大廻小廻山城(一の木戸)」の説明板がある。 一の木戸の崩れかけた石積を見てから、そのまま谷に沿った道を緩やかに登って行く。 2つ目の池の側辺りから、道の笹が刈り払われ歩き易く手入れがされている。 少し急坂を登り折り返すようになると、道は踏み跡程度になるが、ヤブコギは全く無く、舗装された車道に飛び出す。
  車道出合 8;55 153m 出た地点に赤テープを付け、一息入れる。 平坦な車道を右に進んで行くと、変則の十字路、分岐に出る。 トタンでできた塀には「産業廃棄物積替保管場所」と書いてある。 右に曲がった所には岡山市教育委員会の「国指定史跡 大廻小廻山城址」の説明板が設置されている。 そのまま舗装路を進むが、未舗装の道の入口には「私有地につき無断入園を禁止します」と書いてある。 更に舗装路を進むが小廻山への道が分からない。 適当に左に入る道を登って見るがヤブコギとなり、引き返し、最初の未舗装のある分岐まで戻る。 「無断入園禁止」と書いてあるので遠慮していたが、未舗装の道を登って行くと、軽トラックが停まっており、作業している人に声を掛け通らせてもらう。 登って行くと、果樹園の上部から熊山が見える。 頂上には三角点と、「八大龍王」の石柱が祀ってある。
  小廻山頂上 9:15 199m 三角点の周りの笹を少し刈り払い、記念撮影をする。
  休憩後下山 9:20   しばし休憩の後、そのまま踏み跡が有るので行ってみるが、直ぐヤブになり引き返す。 そのまま果樹園の中を降り舗装路へ出て、左に曲がり散策する。 約10分ほど歩くと舗装路が終りになるが、放し飼いの大きなドーベルマンが出てきて、吠え、隙があると襲ってきそうな雰囲気。 犬の目を見ながら後退りし、万が一襲ってきたら鎌で応戦しようとしていると、飼い主が現れ犬を呼び戻した。 城跡の境界線は分らずじまいで、歩けそうに無かった。 安心して分岐まで引き返し、大廻山195mピークを目指し、作り掛けで止めた家の側を通り、登って行くと、右側手(南側)に平島の町並みが見えるが、標高が低いせいか、瀬戸内海までは見えない。 別荘が有る所までは道が有るが、その先は茅と草が茂り道は無い。
  大廻山(断念) 9:50 189m 山頂に三角点が有るわけでもなく、展望も無いようなので、そのまま引き返して帰る事にする。 分岐まで戻り、分岐から来た道を戻り、赤テープを付けておいた所から、下に降りる。 急な所は滑り易いので注意しながら降りていく。 笹の刈跡を抜け、落ち葉の道を降って行くと、一の木戸に着く。
  一の木戸 10:00 87m そのまま降り、池の側を通り、県道を渡り車を停めている所まで戻ってくる。
  瀬戸町郷土資料館 10:15 19m 車に乗り込み、次の目的地金剛童子へ向う。



ハイキングコース図。
ドーベルマン(犬)を放し飼いしている所があるので散策には注意が必要。




一の木戸跡。




小廻山頂上手前、果樹園の上から見える熊山。




小廻山頂上手前から見る、北側の景色。
大廻山が手前に見え、白い作りかけて止めた家と、別荘が見える。




小廻山頂上三角点。




大廻山、作りかけて止めた家の上側から見る、南側の展望。
眼下に平島の町並みが見えている。