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雄山・雌山
 大井野の雌山登山口を出発し、雌山に登る。
尾根伝いに雄山まで縦走しする。
下山は新ルートを降り、林道歩きで鳴滝を経由して、
新見市菅生の林道まで歩く コース


標高      雄山   1,153m
         雌山   1,067m
所在地    新見市(旧 大佐町 を含む)
歩行距離   10.7Km
登山日    2006年6月1日(木
天候      晴れ。 現地気温13℃。 日差しが強く暑いが、風は心地よい。
アプローチ  自宅を5時に出発し、真備から美袋に抜け、国道180号線を
        新見に向けて走る。 千屋ダムを過ぎ、別所集落を通り、鳴滝
        手前のトイレ前に6時40分到着。
        モンキーを下ろし、6時55分に出発し、雌山登山口周辺で
        駐車できそうな場所を探す。
        雌山登山口手前500mの所が車道幅が広く、
        7時30分到着、駐車。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車場 7:40 628m 舗装路を北東に向けて進む。
@ 雌山登山口 7:45 629m 登山口の標識を右に曲がり、緩やかな舗装路を登って行くと、矢印の案内標識の所から未舗装になる。 しばらく登ると、左手に草原の広場があり、スキー場の跡だと分かる。 草が刈ってあり、車が10台以上置けそうだ。
A 旧スキー場 8:00 717m 林道を登って行くと、間違い易い分岐には案内標識が設置されている。 しばらく登ると、車が回せる程度の広さがある林道終点に着く。
B 林道終点 8:25 866m つづら折れの道を登って行くと、まだ赤いツツジが咲いていて綺麗だ。 小鳥の鳴き声を聞きながらしばらく登ると、頂上手前で北側の展望が開けてくる。 岩が有るところからの展望が素晴らしく、剣山が良く見える。
C 雌山頂上 8:50 1,067m 木立で囲まれており、頂上の展望はそれほど良くはないが、木立の間から景色が見える程度。
  休憩後出発 9:00   少し休憩を取り、雄山に向けて緩やかに降り、緩やかに登って行くと測量の石柱を埋めてある最初のピークに着く。 そこから少し降り、少し登ると2つ目の小さなピークに着く。 更に緩やかに降り、緩やかに登って行くと3番目のピークに着く。 木立の間から雄山が目の前に見えてくる。 カッコウとウグイスが鳴く道を少し降った後、緩やかに登り詰めると空が開け雄山頂上に飛び出す。
D 雄山頂上 9:35 1,153m 360度の展望は素晴らしく、二子山、剣山、剣森山などが良く見える。 花見山方面は木立があり少々見難い。
  昼食後下山 10:20   少し早い昼食をとり下山する。 踏み跡らしきものは、10m足らずで無くなり、胸の高さ程度の笹薮をヤブコギしながら降る。 ガイドブックにある目印の赤テープは探したが見つからない。 降る尾根がなだらかで、笹がビッシリ生えており、分岐が分かり難く、檜木が所々植えてありルート取りは難しい。 踏み跡も見つからず、それほど人が歩いた形跡がない。 笹薮を抜けると植林に入るが、人の手が入っておらず、倒木が激しい。 GPSを頼りに、倒木を避け尾根の分岐に気をつけながら降って行く。 植林が太くなってくると、やっと赤テープが見つかり出す。 赤テープも古く色あせており、所々新しい赤テープで目印を付けて行く。 更に降って行くと、水の落ちる大きな音がしてくる。 最後崖のような所で植林が無くなる。 木立の間から下を見ると林道が見えている。 生えている木に捉まりながら5〜6m下に注意しながら降りると、林道に降り立つ。 左側は垂直に削られており、右側は沢になっていて、降りられる所は1箇所しかない。
E 林道出合い 11:15 926m 林道を右にとり緩やかに降って行くと、更に広い林道の所で、ポールに鎖が張ってある。 鎖を跨ぎ更に降って行くと、林道入口で再び鎖があり、跨ぐ。
F 林道入口 11:35 806m ここからは舗装路となり、左に緩やかに降って行く。 檜木の植林の中に太い立派なフキがあり、植えているのだろうか。 用郷の集落があるところで道は分岐する。 右側の川沿いの道を降って行くと、舗装が無くなり、草の茂る道となるが、タイヤの跡だけ草が生えていない。 そのうち草が無くなり、木陰の快適な林道歩きとなる。 道の所々に紫色の藤の花が咲いており、甘い臭いがしてくる。 水の轟音がしてくると、鳴滝の上に出て、つづら折れの石垣道を降ると鳴滝に着く。
G 鳴滝 12:20   林道を軽く降ると、トイレのある建物が見えてくる。
H 幅広の道路 12:25 592m 12時40分モンキーに乗り、登山口に向かう。 途中サブコースの調査をする為に、林道「用郷西谷線」を走って林道入口まで往復する。 13時20分駐車場に到着。



雌山頂上からの景色。
剣山(写真中央の先が尖った山)が遠くに見えている。




雄山頂上からの展望。
遠くに二子山が見えている。




鳴滝。
この上にもう一つ滝があり、そちらの方が落差が大きい。
この辺りはなかなかの渓谷美だ。