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双子山(能登香山)
 林道を歩き、溜池から登山道をヤブコギで双子山(能登香山)
頂上に登る。 下山も登山道をヤブコギで出発点に戻る コース


標高      399m
所在地    美作市
歩行距離   1.7Km
登山日    2007年12月9日(日
天候      晴れ後曇り。 現地気温3℃。
        気温は低く寒いが、ヤブコギで登ると暑い。
アプローチ  自宅を6時40分に出発し、国道429号線から建部に抜ける。
        建部から国道484号線を走り、吉井から国道374号線に乗る。
        湯郷から県道51号線を勝田に向う。 途中から国道429号線を
        走り、栗井郵便局の先を右に曲がり、橋を渡ると栗井小学校の
        側を通り、舗装路は上って行く。 道なりに進むと「能登香山登山道」
        と書いた緑色の案内標識が所々に立っており、それに従い
        車を走らせる。 横田集落を過ぎコンクリート舗装の道になり、
        その先で未舗装となる。 未舗装になってすぐ道幅の広い所に
        8時50分到着、駐車する。
        未舗装の道を車で走るのは趣味ではないので、ここから歩く事にする。

備考     ガイドブックを読む限りヤブコギとは予測もしていなかった。
        池の側に緑色の「能登香山登山道 矢印 山頂まで370m」と書いた
        新しい立派な道標があるが、その先は背丈ほどの茅が茂る道となる。
        その先も倒木が何箇所かあり、登山道は踏み跡程度のものとなり、
        やがて消失する。 
        刺のある植物が沢山生えた踏み跡は、一般の人にはかなりキツイ
        ものがあるのではないか。
        山から降りて来たときには、私の新しい服は繊維がほつれ、ボロボロに
        なっていた。
        池の側の林道をそのまま行くと、コルにある土俵のところまで行けそうな
        感じだ。 実際続いているかどうかは歩いていないので不明だが、
        途中で林道に出て、快適にコルまで歩けたので間違いは無いと思う。
        大回りになるが、ハイキングだと思えはそちらの方が良いと思う。
        無理して刺が沢山あるヤブの中を歩く事は避けた方が無難だ。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ 
  駐車位置 9:00 306m なだらかな林道を進むと5分程度で溜池に着く。 溜池の側には緑色の新しい「能登香山登山道」の標識があるが、その示す先は背丈以上の茅が茂った道だ。 少し朝露に濡れながら茅の茂る道を緩やかに登ると、今度は緩やかに降って行く。 倒木が2本あり潜りながら進み、池の後ろに来る。 右側は植林帯で、池尻は倒木で酷い有様。 踏み跡を探し池尻を回り込み踏み跡が続いているその先の尾根に向って登って行く。 尾根筋まで来ると踏み跡が無くなる。 コンパスで方向を確認すると、ここからだと大きく周り込むようになり、ヤブコギも多くなるため、池尻まで引き返す。 池尻の手前尾根にかすかな踏み跡を見つけ、それを辿り登って行く。 刺のある植物で歩き難くなると踏み跡は消えてしまう。 そのまま歩き易い所を探しながら登って行くと、幅広の林道に飛び出す。 緩やかに林道を登って行くと、右に分岐があり腰丈ぐらいの笹が茂っている。 これが急登山道なのだろう。 そのまま快適に登るとコルに着いて、目の前に丸い土俵が現れる。 右側に石の階段があり、登って行くと社があり、その左奥に三角点がある。
  双子山頂上 9:35 399m 気温は低いが、ヤブコギで登って来たせいもあり、汗が滴り落ちる。 5分休憩をとる。 頂上は周りを木に囲まれ展望は無い。
  休憩後下山 9:40   登って来た石段を降り土俵の側を通り、南側のピークに向う。 5分ほどで南側ピークに着く。 ここにも社が祀ってある。 来た道を引き返し、林道を降って行く。 来る時目星を付けていた分岐から左に入る。 腰丈程度の笹が降って行くと胸丈程度になり、刺のある植物と倒木で歩くのが嫌になってくる。 刺のある植物かわしながら降るが半端ではなく多くなる。 服とズボンに刺が引掛り、無理やり進もうとすると、痛いのと服の繊維が切れてボロボロになってしまう。 尾根幅が広くなって来ると踏み跡さえ分からなくなってくる。 そのまま歩きやすい所を探し降って行くと、池が見え出し、登るとき通った道が下に見え出す。 道まで急なため、左に雑木林の中を降る。 踏み跡と言えば踏み跡のようだが、そうでないと言えばそうでないような所を降り道に降りる。 背丈以上の茅を掻き分けながら着た道を戻るが、途中分岐らしい道は無かった。 やはり登山道は消えかかった踏み跡程度のヤブコギの道のようだ。
  溜池 10:00 327m 池の側でヤブコギのゴミを振るい落とし、未舗装の林道を降って行く。
  駐車位置 10:05 306m 今日は楽な山歩きと思っていたが、実際はヤブコギとなってしまった。



今回の登山ルート。
時計周りに歩いた。




双子山(能登香山)頂上三角点。
頂上は木立ちに囲まれ展望は無い。
三角点は社の左奥にある。