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御嶽山
 正頭西バス停を出発し、南尾根より御嶽山に登り、
幻虹台を経由して出発点に戻る
コース


標高      320m
所在地    笠岡市
歩行距離   4.6Km
登山日    2006年12月23日(土) 天皇誕生日
天候      現地気温8℃。 日差しは有るが白く霞んで遠くは見えない。
備考      正頭から南尾根登山道は軽いヤブコギ。
         登山口までのルートは下記の通りです。
         駐車場がらコンクリートの土管を過ぎ、作業道に出会うまでは
         本文を参照して下さい。
         作業道を左に曲がり、みかん畑の中の道を行くと、コンクリートで
         できた側溝の側を歩くようになる。 側溝に沿って道を登って行くと、
         コンクリートの橋があり、2つめのコンクリートの橋を渡った先が、
         登山口になる。 登山口側の木にテープが付いており、ここから
         林の中を左にトラバースして行き、尾根を登るようになる。
         尾根は、砂地の地面で、大きな岩が多く、ススキなどの草が一部
         生えて、道が分かり難くなっている所がある。 尾根に沿って
         道は登って行き、尾根ルートと幻虹台ルートの分岐に出る。
         尾根は草や笹が一部生えており、笹の下に踏み跡がある。
         潅木の枝が張り出し、少し歩き難いところも有るが、たいした
         事はない。 不明瞭な踏み跡の場所も、尾根に沿って登って
         行けば良く、それほど苦労する事は無い。
         本文中のルートは尾根に出るまで、かなりのヤブコギを
         余儀なくされるので参考までに見てください。
         尚、赤テープを尾根に出るところまで付けていますので、
         どうしてもヤブコギしたい人はどうぞ。
アプローチ  自宅を8時30分に出発し、天満屋ハピータウン鴨方店の
        手前から寄島に抜ける。 寄島の海岸沿いの道を神島に
        向けて走ると、正頭西バス停手前右に郵便局がある。
        郵便局の先を左に曲がり、堤防道路の路側帯に
        9時到着、駐車。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車場 9:05 11m 駐車場から道路反対側に舗装路が見え、舗装路を右上に登って行く。 カーブミラーのある所で道は分岐する。 カーブミラーの下に古びた案内標識が付いている。 分岐を上に登って行くと、道はコンクリート舗装に変わり、色あせた赤い鳥居の横を通る。 細く急な道になり、民家の横を抜けて、突き当たりのT字路に出る。 舗装路を左に曲がり、少し行くと右に丸いコンクリートの大きな土管が2本立っている場所から上に延びる細い小径がある。 ここを右に曲がり、小径を登って行くと、作業道に出会う。 ここから尾根に出るまではルートを間違えていますので、ヤブコギの参考として下さい。 作業道の先に「止水栓」と書いた札が立っており、その横を通り登って行くと、笹の中に道が付いておりその先でT字路となって、作業道にぶつかる。 作業道を左に少し進むと右上に踏み跡が有るがすぐヤブに消える。 元に戻り、そのまま作業道を進んで行くと、竹薮のところで道は無くなる。 小さな沢を渡り、沢沿いに少し歩き、左の尾根に取り付き、尾根沿いに登って行く。 踏み跡があるようでなく、潅木の小さな枝がいたるところに張り出し、歩き難くなってくる。 歩き易い所を探しながら、更に尾根を登って行くと、所々に岩が出てきて、なかなか前に進めなくなってくる。 この状況下で更に、倒木が至る所にあり、登って行くのが少ししんどくなる。 ルートを見極めながら更に登ると大きな岩があり、明らかに人手により作られたと思う石垣があり、丸や三角の石を積である。 ここは過去に信仰の対象となっていた場所だと思われる。 ここからの眺めは良く、先ほど車を停めた場所や、海岸線沖の島などが見える。 岩場を乗り越え更に登って行くと、尾根筋に出る。
  尾根出合 10:05 1789m 尾根には踏み跡があり、それを辿り登って行く。 場所によっては笹が尾根沿いに生えているが腰丈程度で、比較的生え方が荒く、笹の下に踏み跡がある。 林の中では踏み跡が分かりづらくなっているが、尾根に沿って登って行けば良い。 どんどん登って行けば木立の合間から青空が見え出し、尾根のピークに着く。 ピークには椿の花が咲いており、綺麗だ。
  尾根ピーク 10:25 319m ピークにはハッキリした道があり、T字に交差する。 T字路を右に曲がるとすぐ、十一番観音がある。 その先には舗装路が見えており、緩やかに少し降ると舗装路に合流し、舗装路を緩やかに登って行くと林道終点に着く。 ここにはベンチもあり、瀬戸内海の景色が楽しめるが、今日は晴れているのに霞んで遠くが良く見えない。 未舗装の右側細い小径を緩やかに降り、心持登っている平坦な小径を歩いて行くと三角点に着く。
C 御嶽山頂上 10:35 320m 頂上三角点近くの木には「石砂」方面への矢印と、「土生」方面への矢印が書かれた案内板が取り付けてある。 どちらのルートもしっかりした道がある。
  休憩後下山 10:40   少し休憩した後、来た道を戻り、林道終点を過ぎ舗装路を降り、来た時の小径に入る。 入口には「観音道」の矢印がある。 十一番観音を過ぎ、更に歩いて行くと十二番観音があり、その先で道はY字路となる。 どちらを降っても舗装路に出られるが、今日は左側の道を降って行く。 少し降ると踏み跡は怪しくなるが、かまわず降ると右下に舗装路が見え出し、ガードレールのところから舗装路に出ると、幻虹台に着く。 神島が目の前に見える。 幻虹台からの景色もなかなか良いが、今日は霞んで遠くが見えない。 幻虹台には休憩舎があり、座ってゆっくり景色を楽しめる。 降りのルートを探して幻虹台の近くをウロウロする。 結局、幻虹台の周りの笹を綺麗に刈ってありよく分からなかったようだ。 幻虹台南の先に生えている笹の生え方がおかしいのに気が付く。 良く見ると笹の下に踏み跡がある。 胸ぐらいの高さの笹の中の踏み跡を辿り降って行くと、林の中に入る。 林の中にはしっかりした道があり、降って行くと木立の合間から海が見える所で道は向きを変え、左に曲がる。 緩やかに降って行くと大きな岩が有る所に、十八番観音が祀ってあり、瀬戸内海の景色が見える。
  十八番観音 11:10 187m 岩の中の砂地の道で、少し分かり難いが少し降ると木の枝にルートの案内標識が取り付けてある。 緩やかに降って行くと、谷間を過ぎた所で、道に大きな木が倒れており、乗り越す。 更に緩やかに降って行くと、尾根ルートの分岐に着く。 途中気温が高い日が続いたせいか、ツツジが一枝ピンク色の花を咲かせていた。 分岐手前には白いプラスチックの板に案内表示が書いてあるようだが、色あせてハッキリとは読めない。
  尾根分岐 11:15 167m 分岐から右に真っ直ぐ尾根を降るが、道は砂地と岩と草が生えており、少々不明瞭な所がある。 尾根に沿って降って行くと、道は左に向きを変え、林の中をトラバースして、登山口に降りてくる。 途中、テープが木に付けてあり、道は分かり易い。
  登山口 11:25 92m コンクリートの橋を渡り、みかん畑の中を進んで行くと、朝通った作業道との分岐に出る。 良く見ると案内標識がここに有った。 しかし、ちょっと見ただけではただの木切れにしか見えず、書いてある文字も色あせてほとんど読めない。 これを見落とした為にヤブコギをする羽目になった。 分岐を右に曲がり、朝来た道を駐車場まで戻る。
  駐車場 11:45 11m 晴れて日差しが有るが、遠くは白く靄がかかったようになって海辺の景色はハッキリしない。 波の音と磯の香り、そして潮風が心を和ませる。



舗装路からの分岐。
丸い大きなコンクリートの土管2本が有る所の小径を登って行く。




土管の所を登って行くと、作業道に出会う所にある案内標識。
ちょっと見ただけでは木切れにしか見えない。
良く見ると、御嶽山と書いてあり、赤く消えかかった左矢印がなんとなく見える程度。
写真真中上に白い立札があり、「止水栓」と書いてあり、ここを真っ直ぐ行ってルートを間違えた。
ここを左に曲がり進んで行くと登山口がある。




正頭からの登山口。
コンクリートの橋を渡った所に道がある。