43・28・10
三平山
 三平山登山口から三平山頂上に登る。
下山は穴ヶ乢に降り、林道歩きで出発点に戻る コース


標高      1,010m
所在地    真庭市
歩行距離   5.0Km
登山日    2007年9月9日(日)
天候      曇り、時々晴れ。 現地気温19℃。 蒸暑い。
        お昼前に温度計を見ると24℃、玉島と比べても5〜6℃低い。
アプローチ  自宅を5時10分に出発し、真備から美袋に抜け、国道180号線を
        高梁に向かう。 高梁から北房町を通り、月田に抜け、
        国道181号線を新庄村に向けて走る。 新庄村から蒜山方面に
        向かう。 野土路トンネルを抜け、三平山登山口の駐車場に
        7時30分到着、駐車。

備考     三平山から穴ヶ乢への道は手入れがされ、2年前とは比べようも
        ないほど良くなっていた。 以前は笹を掻き分けながら歩いた
        記憶があるが、笹が幅1mくらいに綺麗に刈り払われており
        快適そのものだった。
        穴ヶ乢から林道への道も、1年前と比べ手入れされているのが
        よく分かる。 目印のピンク色のリボンが木に付けられ、歩き
        難かった植林帯の中も、はっきり道と分かるようになっている。
備考2    天気予報では、所により午後から雨のため、期待していなかったが

        天候に恵まれ良かった。
        このコースだけでは物足りないので、皆ヶ山〜大ナメラ〜五五郎
        のコル〜擬宝珠山コースの調査に行った。
        と言っても、鏡ヶ成から擬宝珠山に登りスキー場を降っただけの
        1時間弱コース。
        五五郎のコルへは、スキー場リフトの最上部先の踏み跡を
        入って行く感じだった。
        かすかな踏み跡があったが、ヤブコギとなるためそれ以上先には
        行っていないが、全く歩けないような状態ではなかった。
        目で見て分かる範囲なのでその先がどうなっているかは不明。
        擬宝珠山から見た、大ナメラ頂上には木が多く見えていた。
        大ナメラから五五郎のコルへの尾根はノッペリしており、
        しかも、尾根の方向が変わるので、ヤブコギで降るのは
        以外に難しく感じた。 アゼチ〜蛇ヶ乢に降った時でも
        降る尾根を一つ間違え、根曲竹の中を1時間ほど
        トラバースしてしまったぐらいだ。
        地形図とコンパスは言うに及ばず、GPSも必携だ。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
@ 登山口 7:40 722m 良く整備された登山道を登って行く。 赤松の林の中をつづら折れに登って行くが、蒸暑いせいかブヨ(ブト)がまとわり付く。 携帯用の蚊取り線香に火を付け追い払いながら歩く。 蒸暑い為少し登っただけで額から汗が滴り落ちる。 ペースはかなり遅めで登って行く。 ここでもマムシに3度出会ったが、マムシものそのそと逃げて行く。
A 八合目 8:10 900m 土塁に付いての説明板がある。 ツツジがまだ咲いていて感激する。 北に向って土塁と踏み跡が笹の中にあり、歩こうと思えば歩けるぐらいの感じだ。 ここからの登山道は、昨日降った雨のせいで、良く滑る。 それほど急でなくても、足を乗せるとズルズル滑って歩き難い。 登りなのでこける事はないが、注意しながらゆっくり登って良く。 薄日が差して暑いが、ひと頑張りで頂上に着く。
  三平山頂上 8:25 1,010m 少し霞んでいるが、景色はマズマズで、360°の展望が得られる。 美保関までは見えないが、弓ヶ浜、大山、蒜山三座など容易に確認できる。 頂上はかすかに風があり心地良い。 豊年様の説明板は倒れている。
  休憩後下山 8:45   タップリ休憩の後、穴ヶ乢に向う。 南に少し降ると分岐があり、左に進み、やや急な道を降って行く。 道の笹は刈られ大変歩き易い。 降った所にはヨモギが道に沢山生えていて、団子やヨモギ餅にすれば美味しく食べられる。 降った後、少し登り、気持ち降り、再び登り返すと平坦な尾根道になり、数種類の花が楽しめる。 道の両脇にはカシワの木があり、ドングリのイガが沢山落ちている。 ここから穴ヶ乢へは急な降りとなる。 滑らないように注意しながら降って行く。 道は雑木林の中に入り、なだらかになる。 左側が植林となってくると穴ヶ乢に着く。
C 穴ヶ乢 9:10 782m ピンク色のテープが木に付けられ、はっきり道と分かるような踏み後があり、植林の中を降って行く。 下にアスファルトの林道が見え出すと、道は林道に向けて降って行く。
  林道出合 9:20 747m 左に曲がり、舗装され平坦な林道を進んで行く。 単調で面白くない林道を進んで行くと、登山口が近くなる所で三平山見える所がある。 登山口が見え出すと、休憩舎と水洗トイレがある。
@ 登山口 9:45 722m 少し歩き足らないので、擬宝珠山に調査に行く。 大山は、10時ごろより山頂にガスがかかり始め、ハッキリとした姿が見えなくなる。 登山口から擬宝珠山頂上まで約25分。 ここから大ナメラへの分岐(スキー場リフト上部)まで10分。 ここから象山分岐まで10分。 分岐から登山口まで10分。 1時間弱のおまけ山行でした。 蒜山は観光客が多かった。



登山ルート。
登山口の100m先には、水洗トイレと休憩舎が整備されている。




三平山頂上三角点。




三平山頂上から見る、皆ヶ山、大ナメラ、擬宝珠山など。




穴ヶ乢の石仏
左に分岐し、ここから植林帯の中を歩き林道へ向う。
植林帯の中ピンク色のテープで分かり易い。
しっかりした道を林道まで降る。