44
黒見山
黒見山手前のコルから山道をヤブコギし黒見山頂上に登る。
頂上周辺を散策し、下山は舗装路を降り出発点に戻る
コース
標高 441m
所在地 美作市
歩行距離 2.0Km
登山日 2007年11月25日(日)
天候 晴れ。 現地気温4℃。
気温は低いが、日差しがあれば暖かく心地良い。
アプローチ 自宅を6時45分に出発し、国道429号線から岡山空港を通り
国道53号線に出て、金川大橋を渡る。
県道53号御津佐伯線を走り、佐伯大橋を渡り、国道374号線を北に
走る。 塩田から県道90赤穂佐伯線に入り、滝宮ダム方向に曲がる。
万善湯便局を過ぎ、「高安観音さま」の標柱がある所を右に曲がると
すぐ橋を渡り、細い舗装路を登って行く。 高安集落を過ぎ、更に登って
行き、峠を越えると右側に広場があり、8時50分到着、駐車。
広場の先には1軒の家があり、その先がコルとなっている。
コルも茅が生えているが、車を停めることができた。
備考 黒見山のすぐ下には車が10台以上停められる駐車場があるが、
この駐車場からだと歩いても5分程度で頂上なので面白くない。
ガイドブックに従い、コルから山道を登ったが、途中で道は踏み跡
程度の物に変わり、やがて不明瞭になる。
ここからヤブコギとなるが、潅木の生え方が粗く、右上に歩き易い
所を登って行けば良く、ヤブコギ初心者向けのルートファインディング
コースとなること請け合いだ。
尾根に出るとハッキリした踏み跡に出合、頂上まで急な所もなく
進み、笠地蔵のあるピークに着く。
チェックポイント | 時間 | 標高 | メ モ | |
駐車位置 | 9:00 | 352m | 駐車位置から少し降ると、右側に牧場経営者の家が1軒ある。 その先がコルで、コル左側の茅が刈り払われた中を歩くと、その先に小径があり、少し降る。 ここから林の中の小径を緩やかに登って行く。 途中倒木があるが、歩くのし支障はない。 落ち葉でフカフカの道も段々潅木が張り出し、踏み跡程度の道となる。 尾根まで来ると、尾根に沿って右上に登る踏み跡があり、行って見るがすぐ不明瞭になり、元の踏み跡に毛が生えた程度の道に戻る。 そのまま黒見山を巻くように踏み跡程度の道は進んで行くが、その先で踏み跡が無くなる。 ここから右上に踏み跡と言えば踏み跡、そうでないと言えばそうでないような、林の中を歩き易い所を探しながら登って行くと、少し戻る方向に登って行く。 結局先ほどの尾根の不明瞭な踏み跡を登って来たのと同じ所を通るようになり、ハッキリした小径と交差する。 小径を左に少し行って見るが、進むべき方向と違うため引き返し、尾根に付けられた溝みたいな道を登って行く。 道は比較的なだらかで、段々ハッキリした道らしくなってきて、頂上の平坦な所まで来ると、笠地蔵が祭ってある。 笠地蔵の説明板があり、ここが黒見山頂上のようだ。 | |
黒見山頂上 | 9:25 | 441m | 笠地蔵から踏み跡を少し北に降ると林道跡に出て古いトイレの跡がある。 笠地蔵まで引き返し、西に緩やかに少し降ると展望台がある。 展望台に登ると北側の景色が良く見える。 展望台から緩やかな尾根を西にぐるっと曲がり込むと、休憩舎があり、ここからも展望がある。 休憩舎左側には降る道がついているが、何処に降るかは不明。 休憩舎から降るとトイレがあり、その前上には、休息舎がある。 その横の階段を登ると黒見山奥の院跡がある。 この山は行者山のためか、行者池がその右下にある。 駐車場には、「さくとう山の学校」の「黒見山と赤松林」の説明板があり、笠地蔵の由来や、行者池の説明、森やそこに住む動植物の解説がありためになる。 岡山国際サーキットのエンジン音が大きく聞こえ、小鳥の囀りなど自然の良さが台無しだ。 | |
休憩後下山 | 9:50 | 少し頂上周辺をウロウロした後、駐車場の所から舗装路を降る。 降りだすとすぐ左に分岐があるが、そのまま真っ直ぐ急なコンクリート舗装の道を降って行くと、右側に林道跡の入口がある。 林道跡は自然に戻りつつあり、先ほどの笠地蔵先の古いトイレ跡に続いているようだ。 コルまで降り、少し登ると車の駐車位置に着く。 | ||
駐車位置 | 10:00 | 352m | ガイドブックではヤブコギとは書いていなかったが、左側の古い山道は利用する人が少なく、自然に戻りつつあるようだ。 林の中は潅木の生え方が粗く、ヤブコギで歩くのにはさほど困らない。 |
登山ルート。
青色の線はハッキリした小径。
黒見山頂上の笠地蔵。
黒見山頂上展望台からの展望。