84
熊山
 和気駅を出発し、論山を経由して尾根沿いに熊山頂上に登る。
下山は、油滝神社の南を分岐し、福生寺に降り
香登駅まで歩く コース


標高      507m
所在地    赤磐市(旧 熊山町)・備前市・和気町・瀬戸町
歩行距離   15.1Km
登山日    2006年3月25日(土
天候      快晴。 日差しが強く暖かいが、風はまだ冷たい。
アプローチ  新倉敷駅6時31分発の姫路行き電車に乗り、
        和気駅に7時33分到着。
        料金 JR岡山駅 から JR和気駅まで 480円
        帰りは、香登駅14時14分発の電車で、岡山駅に14時49分到着。
        岡山駅14時55分発のサンライナーに乗り換え、
        新倉敷駅15時14分到着。
        料金 JR香登駅 から JR岡山駅まで 480円
備考     熟達者向けの難コースになっており、ヤブコギを心配したが
        しっかりした道があり、安心した。
        要所には案内の標識や、赤テープが貼ってあり心配はいらないものの、
        枝道が所々あり、主コースから外れると軽いヤブコギがある。
        29の小さなピークは、ガイドブックの地図上、一つ北のピークと
        思われる。 地図上に示されている29のピークは、実際木に
        囲まれていて、展望が全く無い。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
26 和気駅 7:40 30m ガイドブック通りに歩き、二つ目の橋「大谷橋」を渡り、山陽自動車道の下を通り、登って行くと、火薬庫の所から道は未舗装になり、砂防提に着く。
27 登山口 8:10 92m 右の山際に道があり、熊山への案内標識がある。 道はしっかりしており不安は無いが、木が倒れて歩き難くなっており、赤テープが案内となる。 道はつづら折れとなり、分岐に着く。 分岐には案内標識があり、左は「展望の岩」所要時間30分、右はY字路になっており、右の尾根道に「熊山」の表示がある。 右の尾根道を登って行くと、傾斜が急になり、木に捉まりながら登ると、やがてシダの生えた道になり、なだらかになる。 
28 論山頂上 8:35 319m 論山頂上には三角点がある。 木に囲まれ展望は全く無い。
  休憩後出発 8:45   しばし休憩後、尾根を南に進むとY字路の分岐があり、道のハッキリしている左に進む。 尾根に沿って道はあり、コルまで急な降りとなる。 コルには分岐があり、左からの道と合流するが、この道は論山手前の分岐からの道と思われ、論山を巻いて歩く道のようだ。 コルの先には分岐があり、「白岩」と「谷コース」の案内表示がある。 道なりに見ると「谷コース」が妥当のようでそのまま直進すると、道が崩れかかっている場所があり、その先で沢を登るようになる。 道はハッキリせず赤テープを頼りに登っていくと、沢の詰りで道は鋭角に左に折り返し、膝上までシダに覆われた道を登る。 シダの下には道があり不安はなく、少し登ると尾根道に合流し、右に曲がる。 「谷コース」はスリルとヤブコギがあり、一般には、「白岩」コースを歩いたほうが無難なようだ。 ガイドブックの地図に示されている「小さなピーク」の29まで来るが、岩は無く木に囲まれ展望は全く無い。 先ほどの「白岩」と言うのが、小さなピークではないかと思われる、次回確認としたい。 尾根を登りきると道はなだらかになり、比較的アップダウンも少なく歩き易い。 道はしっかりしており、何の不安も無いが、一部シダが道にはみ出していたり、倒木で歩き難くなっている場所がある。
  黒岩 9:40 390m 手作りの「黒岩」と書かれた標識がある。 左側の大きな岩が黒岩で、展望が素晴らしく、片上湾や熊山頂上の無線中継所のアンテナ塔が見える。
  休憩後出発 9:45   休憩後、歩き出して5〜6分すると、防火林道の終点に着く。 広い林道に出て、緩やかに登って行くと、伊部への分岐に着く。
24 防火林道出合 10:00 418m 更に林道を緩やかに登って行くと、車の乗り入れができないように、杭の打ってある所に着く。 右肩には425.6mの三角点があり、緩やかに降って行く。 途中コンクリートの舗装が少しあるが、再び未舗装になり、林道分岐点に着く。
25 林道分岐点 10:05 402m 舗装路を右に、緩やかに登って行くと、熊山頂上の電波中継所のアンテナが見えてくる。 道は大きく大廻をしている。 Y字路を右に入り、鎖を乗り越え、熊山頂上の三角点に向かう。
E 熊山頂上 10:35 507m 頂上は木に囲まれて展望は無い。
  休憩後出発 10:40   休憩後、早々熊山神社に向けて出発する。
  熊山神社 10:55 502m 熊山神社に到着するが、すぐ神社の石段を降り、熊山遺跡に向かう。
D 熊山遺跡 11:00 501m 和気からここまで、9Kmの距離があった。 昼食をとっていると、4組の登山者が登ってこられた。 一組の老夫婦から、和気へのコースに付いて質問を受け、道はハッキリしていると概略を説明した。
  昼食後出発 12:00   タップリ休憩した後出発する。 熊山神社階段の前を通り、駐車場の横から、「油滝神社」の標識に従い、右に軽く登り、緩やかに降って行く。
21 分岐 12:20 436m 分岐を左に曲がり、鉄塔巡視路の細い道を緩やかに降って行く。 途中倒木があり、避けながら進む。
S No.43鉄塔 12:40 371m 鉄塔南側の展望は素晴らしく、一息入れてから降る。 岩場まで降り、沢に沿って水の流れる音を聞きながら降り、沢を二度渡り、少し歩くとイノシシ避けの柵があり、柵を開け外に出て柵を閉じる。 滝の側の道から福生寺が見え、コンクリートの道を降りる。
R 福生寺 13:05 154m 川に沿った舗装路を降り、クレー射撃場の側を通り、墓地の先のY字路を右に進む。
Q 看板位置 13:30 25m T字路を右に進んでいく。 この道は意外と交通量が多く、注意が必用だ。 今日は天気が良く、日差しが強くて、さすがに昼を過ぎると暑い。 途中、鷹取醤油へ飛び込み、醤油ソフト(250円)を注文した。 倉が店舗になっていて、中に休憩できるイスがあり、座って美味しくいただいた。 しばし休憩したところで、香登駅に向かう。
I 香登駅 14:00 18m 鷹取醤油から15分ほどで香登駅に着く。 電車まで10分少々と、ちょうど良い時間に着いた。 電車は本数が少なく、鷹取醤油で時間調整をしてから、香登駅に行くと良いようだ。



黒岩からの景色。
少し霞んでいるが、左上に片上湾が見える。
岩が黒いので黒岩と呼んでいるのだろうか?
岩の上に上がり撮影。




No.43鉄塔からの景色。
霞んで見えているが、写真中央上部が片上湾。