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小吹山
 高瀬湖畔キャンプ場駐車場を出発し、西側登山道から小吹山に登る。
下山は東側登山道を降り、車道歩きで出発点に戻る コース


標高      805m
所在地    新見市
歩行距離   3.0Km
登山日    2008年8月16日(土
天候      曇り後雨。 現地気温21℃。
アプローチ  自宅を5時5分に出発し、真備から美袋に抜け、国道180号線を
        高梁に向け走る。 高梁から井倉を通り、新見に入る。
        新見から国道182号線に入り、九の坂トンネルを抜け、右折し
        県道8号線を北上する。
        足立を過ぎ新郷手前で左折し、高瀬川ダム堰堤を通り、
        高瀬湖畔キャンプ場の駐車場に
6時50分到着、駐車。
        車は一台も停まっていない。
        人っ子一人いない。

備考     先週は家内が体調を壊し、軽い主婦業兼自宅でゴロゴロ
        していて運動不足気味。
        このところ連日35℃を越す気温で、低山だと暑くて
        登ろうと言う気力がわかない。
        お盆休みも最後の土日の天候は、良くない。
        雨が降らないうちに、早朝軽く登ってこようと今まで登った
        事の無い小吹山を選んだ。
        が、最後少し雨に降られた。
        ガイドブックの地図は、頂上付近と車道出合までの間
        適当に描いてあり当てにならない。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
@ キャンプ場駐車場 7:00 537m 駐車場から西に舗装路を少し歩くと左上に登る道がある。 高瀬湖畔オートキャンプ場入口にはチェーンが張られ、チェーンを乗り越す。 緩やかにオートキャンプ場の舗装路を登って行くが、利用客は一人もいない。 キャンプ場は草がずいぶん延びてほとんど利用者がいないように感じる。 舗装路の先から林道になるが、一部草が生い茂っている。 日当たりの良い所が草が多いが、朝露も大した事無く、自然林の中に入るとほとんど草は生えていない。  緩やかに少し登ると左側笹に埋もれるような登山道の階段がある。 
  登山道入口 7:15 583m 階段には笹が多少生えてきているが、大した事はない。 階段を登って行くと、杉の植林帯に入ると、階段の笹は無くなり快適に歩ける。 尾根に沿って付けられた登山道は段々急になってくる。 じっとしていれば快適な温度だが、急な坂を登って行くと額から汗が滴り落ちる。 植林帯の中風が通らず暑い。 傾斜が少し緩やかになると、登山道両サイドにベンチがあり、休憩できる。 少し檜木が混じる植林帯の尾根は再び急になり、岩の右側を登るようになると、右側にベンチがあり、植林の尾根を見下ろしながら休憩できる。 更に登って行くと、階段に草が生えてきて刈り払われた林道を横切る。 この先は腰丈の笹で埋もれる階段を軽く登ると林道に出る。 側にはアンテナの鉄柱が立っている。 休憩舎に向う、踏み跡が有るが草が茂り草を掻き分けないと、一番下の休憩舎に辿り着けないので、そのまま林道を登り、一番上の休憩舎(全部で3個の休憩舎がある)から利用するのが良い。 一番上の休憩舎の草に埋もれそうな階段を登ると、草に埋もれかけた三角点がある。
A 小吹山頂上 7:40 805m 三角点の側には、終わりかけたフシグロセンノウの花が沢山咲いている。 周りを木立ちに囲まれ展望は全く無い。 休憩舎から北側に多少展望が有る程度。 三角点南側にはアンテナ鉄塔が立っている。 ガイドブックにはダム湖が眺められるように書いてあるが、季節柄か木立ちで何も見えない。 ガイドブックに描いてある下山ルートを探して、アンテナ鉄塔付近をウロウロするが、道らしいものは見つからない。
  休憩後下山 7:55   少し風が出てきて、弱い雨がポツポツと落ち出し、長居は無用とばかり下山する。 林道出合まで戻る事にし、降って行くと林道にツリガネニンジンの花が咲いている。 アンテナ鉄柱の処から、笹に覆われた登山道を降りるが、階段が分り難く注意が必要。 刈り払われた林道へ右に曲がり歩くが、刈り払われた木が邪魔で歩き難い。 林道終点から左下へ刈り払われた茅の斜面を降り尾根に入る。 木の枝が刈り払われているが、切ってある位置が高いので、つまずかないように注意しながら降ると、階段が見え出す。 階段は手入れされており、刈り払われた笹が散乱している。 また、笹を切っている位置が高いので、歩き難いがヤブをこぐよりはまし。 それなりの靴を履いていないと、切った笹の跡で足を怪我しそうで注意が必要だ。 スニーカーだと往路を降った方が良いと思う。 急な尾根の刈り払われた階段を降って行く。 ある程度降るとベンチが置いてある。 更に少し降るともう一つベンチがあり、ここからは手入れがされてなく、階段に笹がまばらに生えている。 雨が少し本格的に降り出した音がするが、木立ちの中なのでそれほど濡れる事はない。 笹と落ち葉で分り難くなっている登山道を降って行くと、木立ちの合間からダム湖の水面が白く見え出す。 更に降ると、雨に濡れた舗装路が見え出し、舗装路に出る直前は笹が多い。
B 車道出合 8:25 508m 降り立った地点にはハイキングコースの案内版が設置されている。 強い雨ではないが、かなり降っており、傘をさし駐車場まで戻る事にする。 舗装路は緩やかに登っており、再び汗をかきながら駐車場に戻る。
@ キャンプ場駐車場 8:35 537m 駐車場には相変らず車一台も無く、人っ子一人いない。 車で足立を過ぎる頃にはほとんど雨は止んでいた。 車の外気温27度で窓を開けて走ると涼しい。 高梁まで戻ると薄日が差し、気温も30℃を越え蒸暑さがぶり返す。



登山ルート。
駐車場から反時計方向に歩いた。
降りは多少足元が良くない。




小吹山頂上三角点。
後ろ側にフシグロセンノウの花が咲いている。




小吹山頂上休憩舎からの展望。
遠くに大倉山が見える。
この左側に新田集落が見える程度の展望しかない。