70・40・40
木野山
 JR木野山駅を出発し、中国自然歩道歩きで木野山頂上に登る。
下山は中国自然歩道と車道を通り、JR備中川面駅まで降る。
JR備中川面駅から電車で木野山駅に戻る
コース


標高      518m
所在地    高梁市
歩行距離   8.4Km
登山日    2008年1月20日(日
天候      雪。 現地気温0℃。
アプローチ  自宅を6時45分に出発し、真備から美袋に向う。
        真備から小雨が降り出していたが、仏ヶ峠まで来ると雨が雪に変り
        辺りは真っ白になっている。
        車を停め、10分ほど様子を見るが雪の降り方は変らない。
        国道180号線沿いならとりあえず、帰りは大丈夫ではないかと思い
        再び車を走らす。
        美袋から国道180号線を高梁に向かい、JR木野山駅前で駐車できる場所を探す。
        駅前は月極め駐車場となっており、駅南側の国道180号線沿いJAびほく
        グリーンプラザ先左側路側帯に8時到着、駐車。
備考     雪は小雪だが、降り続いており、回りは真っ白になっている。
        空を見ると明るく、雪質・量ともすぐに積もってどうしようもなくなるようには
        見えず、午前中ぐらいであれば特に問題なさそうに見えた。
        今後の雪の状況により、木野山から引き返すか、備中川面まで行くか
        判断するする事にして、出発する。

        ガーミンの新しいGPS eTrec H は高感度GPSチップ内臓で、今までルートログが
        途切れていたところが全てつながっているのはさすがだ。
        トリップコンピュータ画面が増えており嬉しい限りだ。
        1ルート50ウェイポイントなのは変らない。
        1ルートしか登録できなかったのが、20ルート登録できるようになり、
        複雑なルート設定ができなかったのが、できるようになった。
        また、別ルートやエスケープルートなどが登録できるようになり利用範囲が広がった。
        これは一つの山でも、いろんな登山ルートを登録しておき、その日の状況に合わせて
        コースを変更してナビゲート可能になったと言う事で、費用対効果はバツグンである。
  チェックポイト 時間 標高 メ        モ
  駐車位置 8:10 76m 国道180号線を横切り、フェンスの途切れた所から駅の陸橋を渡らせてもらい、木野山駅前に出る。 駅前は交通量が少なく、路面は雪で真っ白だ。 木野山神社前を通り、緩やかに白くなった舗装路を登り中国自然歩道に入る。 雪は多いところで2〜3センチ。 木の枝が雪の重みで垂れてきているが通行に支障は無い。 植林の中はほとんど雪が無いが、それ以外は落ち葉の上の雪を踏みながら登って行く。 辺りは静かで雪を踏んで歩く「ギュ、ギュ」と言う音だけが響いている。 寒くても汗が額から落ち出す頃、休憩舎に着く。
A 休憩舎 8:55 344m もともと展望は無いが、雪のため辺りは真っ白で近くの木々が見えるだけだ。 後で思ったが川面駅から登り、ここで昼食休憩しても良かったと。 屋根も有るし、周りを木に囲まれ展望は無い代わりに風も少ない。 更に登って行くと、階段が多くなってきて、初めて鳥の鳴き声を聞いた。 この雪では鳥たちも大変だろう。 送電線鉄塔を過ぎるとなだらかになる。 鳥居を過ぎると石段を登り、木野山神社奥宮に着く。
  木野山神社奥宮 9:15 504m 境内は雪で真っ白で、多い所は概ね5センチ程度の積雪がある。 神社の軒下しか屋根は無く、じっとしていても寒いので木野山頂上に行って見る事にする。 竹薮の中の道を降り、井戸のところから赤テープに導かれ登って行く。 以前よりはだいぶ歩き易くなっている。 頂上三角点付近は少し潅木があるがたいしたことは無い。
  木野山頂上 9:20 518m 頂上は周りを木に囲まれ展望は無い。 三角点を確認すると来た道を戻る。 雪で滑り易くなっているので注意しながら井戸まで降り、元の道へ戻る。 NTTの中継局側を通り、歩き易い中国自然歩道を降って行く。 降りは雪で滑り易いので注意しながら歩くが、雪が多くそれほど気を付けなくても転ぶ事はなかった。 林道に出て、真っ白な雪の上を歩くと、幼い頃黄色い長靴を履いて雪の上を歩き回った昔が昨日のように思い出されてきた。
  近道分岐 9:45 316m 分岐を過ぎ舗装路になった所で、矢印の連続した足跡が綺麗に付いている。 キジだと思うが、岡山MLの森安さんに聞いてみたいと思う。 林道には私の歩いた足跡以外全く無い。 舗装路でもシャーベット状になっている急な坂は滑るので注意しながら歩く。 休憩を取らず歩いた為か、思っていたより早く上乢に出た。 ゆっくり休憩すると寒く、適度に歩いた方がこう言う日は良いようだ。
  山乢 9:55 258m 時間的にちょうど10時37分発の電車に乗れそうだ。 滑り易いシャーベット状の急な舗装路を降り、民家が見えてくると、左下に降る近道を歩き、少し時間短縮をする。  川面市場の近くまで降りてくると道路に雪は全く無い。 道路脇には雪が残っている。
  川面市場 10:15 89m 少しペースを上げ、JR備中川面駅に向う。 今日は雪のせいか交通量も少なく感じる。
  JR備中川面駅 10:30 86m 駅で一息ついていると電車が来た。 10時37分発の電車に乗り、10時41分木野山駅に付くはずが、対向の特急が遅れており4分の通過待ち。 4分遅れで木野山駅まで戻ってきた。 電車代180円でした。 陸橋を渡り駅待合室手前から斜めに降り、国道180号線を渡り、駐車位置まで戻ってきた。 予想した通り、国道180号線の雪はたいした事無く、自宅まで無事帰り着いた。



ルートマップ。
新しいGPS eTrec H でのルートログ。
駐車位置から木野山駅を過ぎるところまでは衛星が捉まらず補正して描いています。




雪が積もった木野山神社奥宮。




雪を被った木野山頂上三角点。