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木野山
 備中川面駅を出発し、サブコースを通り木野山に
登り、下山は旧参道を備中木野山駅まで降る コース


標高      517m
所在地    高梁市
歩行距離   7.5Km
登山日    2005年12月3日(土
天候      曇り時々晴れ。
アプローチ  新倉敷駅発8時46分の電車で、倉敷駅8時54分到着、
        伯備線9時7分発の電車に乗り換え、備中川面駅に
        9時50分到着
        料金 JR倉敷駅からJR備中川面駅まで 740円
        帰りは、木野山駅発13時43分の電車に乗り、倉敷駅
        14時34分到着。 山陽線14時38分発のサンライナーに
        乗り換え、新倉敷駅14時45分到着。
        料金 JR備中木野山駅からJR倉敷駅まで 650円

備考     サブコースは2〜3年人が通った形跡がなく、途中から猛烈な
        ヤブコギとなる。 所々踏み跡が残ってはいるが、藪で
        かき消され分からなくなっているので、ルートファインディング
        できる人しか無理ではないだろうか。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
H 備中川面駅 9:50 88m 川面の町には薄いガスがかかっており、太陽の日差しが出てくると共に、ガスが上がって行く。 道路は明け方降った雨で濡れている。 川面の町並みを東に進み、踏切を渡り進んで行くと川面市場のバス停に着き、道路は分岐する。
G 川面市場 10:05   道を左に曲がり、緩やかな登りを登って行く。 小学校の先を右に曲がり、緩やかに左に登って行くと、カーブミラーのある分岐に着く。
  サブコース分岐 10:15   カーブミラーの所から、細い道を道なりに登って行くと、舗装が終わる手前で右に入る細い未舗装の道があり、電柱と電線に沿って入って行く。 少し行くと道が分岐し左側の坂道を登って行く。 道には倒木が多く潜ったり、乗り越えたりで歩き難い。 道にはだんだん笹が多くなり、背丈を越える笹で歩き難くなる頃、上側が林道でその下側で道が崩れている所に着く。 崩れた所を登り、林道に出て右に少し行くと道が分岐し、左側の坂道を登って行く。 この道にも笹が多くなり、今朝方の雨で笹が濡れており、ズボンは早くもびしょ濡れになる。 やがて道は細くなり、右に大きくカーブしその先で藪になり行き止る。 よく見ると笹の中に左上に向かう踏み跡があり、笹を掻き分けながら登るが、刺の生えた植物も多く歩き難い。 そのうち笹だけではなく、かずらや木が覆い被さり、一歩進むのも困難になってくる。 下が空いている所は這いつくばってその下の隙間を進むが、なかなか前に進めない。 岩が有る所で踏み跡が痕跡程度しかなくなり、岩を右に巻いて何とか登って行くと、再び笹の下にかすかな踏み跡が見つかる。 笹を掻き分け登って行くと、木の間から空が見えてきて、植林の中に入る。 植林の中も木が倒れていたりしてハッキリとした道はないが、植林が手入れされていることで、道が近い事が分かる。 何とか踏み跡を辿りながら登って行くと、池の土手に飛び出す。
E 古川への分岐(池の土手) 10:55 300m 飛び出した先には、「崩壊土砂流出危険地 古川地区」の標識がある。 標識の中には、「土石流が発生する恐れがありますので大雨の時には十分注意して下さい。 岡山県 高梁市」と書いてある。 猛烈なヤブコギのせいで、服の中、胸・背中に葉っぱや木の小枝が入り込み痒く、服を脱いで振るう。 風が冷たく、汗をかいているせいで大変寒い。 強い風が吹くたびに、木の葉が風で雨のように地面に降り注ぐ。
  憩後出発 11:05   しばし休憩の後、池の土手を左に少し行くと林道に出て、林道を右に曲がる。 未舗装で砂利が入った緩やかな登りの林道を進んで行く。 途中、中国自然遊歩道の案内があり、安心できる。 林道を進んで行くと分岐に出て、よく整備された緩い階段の道になり、案内標識がある。 ここから登りが急になってきて、植林の中の階段道を小鳥の声を聞きながら登って行く。 道は落ち葉の絨毯が敷き詰められた道で、ふわふわの落ち葉のクッションを楽しみながら歩く。 石の鳥居を過ぎると少し道はなだらかになり、NTTのアンテナの所に出る。 この少し先の竹やぶを右に入り、井戸の所から赤テープを頼りに登って行くと、木野山の頂上三角点に着く。
D 木野山頂上 11:40 517m 少し休憩を取るが、木に囲まれ日差しがほとんどなく寒い。
  休憩後下山 11:50   井戸の所まで滑らないように注意しながら降り、竹やぶを抜け道に出ると、木野山神社奥宮は目の前。
C 木野山神社奥宮 11:55   広場でお昼を取るが、曇りで時折日差しが有るものの、風が強く寒い。
  昼食後出発 12:30   電車の時間を確認し、出発する。 神社の南側階段を降り、木の葉のクッションを楽しみながら降って行くと、休憩小屋が見えてくる。
B 休憩舎 12:50 380m 休憩小屋は木に囲まれ展望はない。 階段状の道を降って行くが、木漏れ日の中の道は、風を木が遮ってくれ、日差しがあり、暖かくとても快適だ。 少し降ると、谷向かいの採石場の騒音がやかましい。 更に降って行くと、2匹のサルが道にいるではないか。 どうしようかと思って近づいて行くと、向こうもこちらに気が付き、道の下に下り、木の影に隠れた。 顔を合わさないように、知らん顔で通り過ぎる。 どんどん降って行くと民家が見えてくる。
A 登山口 13:15 100m ここまで降ると道が舗装になり、木野山駅が下に見えてくる。 木野山神社まで舗装路を降り、右に折り返し、木野山駅に向かって進む。
@ 備中木野山駅 13:25 80m 電車の時間までに20分弱あり、ザックに付いたヤブコギの木の葉っぱなどを取除き、綺麗にする。



木野山頂上の三角点。
周りを木に囲まれ展望はない。




木野山神社奥宮。