94・53
金甲山・怒塚山
 楠石荘前バス停先の登山口を出発し、怒塚山に登る。
尾根を南に縦走し車道経由で金甲山に登る。
下山は金毘羅宮まで往路を引き返し、みつがしわ新道を
降り出発点に戻る コース


標高      怒塚山    332m
        金甲山    403m
所在地    岡山市・玉野市
歩行距離   6.8Km
登山日    2008年2月17日(日
天候      晴れ、時々曇り。 現地気温1℃。
        冷たい風が強く吹き寒い。
        遠くは霞んで見え、良い天気とは言えない。
アプローチ  自宅を7時20分に出発し、国道2号線を岡山に向う。
        児島湾締切堤防を渡り、郡三叉路の左側うどん屋跡の駐車場に
        8時20分到着、駐車。
        登山者の車は西側にと書いてあり、西側端の未舗装地に停める。
        駐車場に戻ってきた時は、舗装した所に3台の車が停まっていた。

備考     みつがしわ新道は、みつがしわ会の人の手によってよく整備
        整備されているのが分かる。
        4年前に歩いたときは金毘羅宮の辺りは分かり難かったが
        道がしっかりして、案内表示まである。
        ただ、金毘羅宮側の階段にある、細い鉄筋が長く突き出て
        いるのは少し危険ではないだろうか。
        こけた時、細い鉄筋に全体重が掛かる、と鉄筋が体に突き刺さり、
        かなり大きいダメージを受ける恐れがある。
        利用させてもらい、文句だけ付ける様で恐縮なのだが・・・。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
@ 登山口 8:30 8m 駐車場から山の斜面の道を登り、竹林の中を進む。 途中鉄塔巡視路の標識があり分かり易い。 No.39、No.38、No.37、No.36と進んで行く。 比較的急な道は凍りついて霜柱を踏むザグザグ(ドラッグストアーの名前では無い)と言う音が響く。 230mほど登ると日陰の谷間に点々と雪の塊が残っている。 眼下には児島湾と岡山市が見えている。 急な階段を登り尾根に出ると、No.37鉄塔があり、比較的緩やかになり歩いていくとNo.36鉄塔に着く。
  鉄塔36 9:00 269m ここから尾根に沿ってやや急な坂道を登る。 鉄塔No.35の方向を示す標識の所から右下に降る踏み跡がある。 道がなだらかになると頂上を右に巻くように登って行き、怒塚山頂上に着く。
A 怒塚山 9:10 332m 頂上は木が多いものの、木立ちの合間から岡山市が見え、金甲山がやや遠くに見える。 木の切り株のベンチが沢山置いてあり、一息入れるのにちょうど良い。 木に札がぶら下がっており、クーラーボックスの中の木の札とマジックを使わせてもらい、メッセージを残す。 団扇まで置いてあり、至れり尽せりの装備だ。
  休憩後出発 9:15   今日は冷たい風が強く吹き、じっとしていると寒いため、すぐ出発する。 落ち葉の多い道を緩やかに降る。 風が直接当らない所は、木漏れ日が暖かく心地良い。 小さなピークを越え更に登って行くと鉄塔127号の側を通る。 金甲山がかなり近づいて見えてくる。 更に登って行くと、分岐があり、その先に261.5mの三角点が道の真中にある。
   261.5m三角点 9:35 261m 4年前に通った道を逆方向に思い出しながら歩いて行く。 三角点から緩やかに降り、緩やかに登って行くと、車2分の標識があり、右下に降る道がある。 よく見ると、右下に車道が見え納得する。 更に少し行くと、誠徳院への標識があり、左下に降る道がある。 更に進んで行くと金毘羅宮の石の鳥居が見えてくる。
B 金毘羅宮 9:50 326m 4年前、金毘羅宮の辺りは少し荒れていて、道が分かり難かった事を思い出した。 今日歩いてみると歩き易く、分かり易く、その上標識まで付いている。 あの頃の少しヤブじみたものはかけらも見る事が出来なかった。 金毘羅遇の左側を少し登ると分岐があり、みつがしわ新道が出来ていた。 階段を登り車道に出る。 車道の横には、雪の塊が点々と残っている。 車道から北側の展望は良いが、残念ながら霞んで遠くは全く見えない。 剣山。貝殻山、八畳岩山などが見える程度。 今日の天気だと県境の山は吹雪いているのかも知れない。 休憩舎の側にも白く雪が残っていた。 舗装路を登って行き、廃業した金甲山レストハウスの屋上に登る。
  金甲山頂上 10:05 403m 北側に三角点がある。 相変らず野良猫がたむろしている。 瀬戸内海も霞んで、大槌島が何とか見える程度だ。
  休憩後下山 10:10   冷たい風が強く吹くため、5分も景色を見ているとさすがに寒く下山する。 金毘羅宮まで来た道を戻り、みつがしわ新道を降って行く。 道が北に向きを変えると、電信柱に沿って降るようになる。 左下に地蔵尊が祀られ、道は所々倒木のトンネルがある。 小さな沢を渡ると、左側山の斜面に沿って電信柱のある道を降るようになる。 みつがしわ会の人達が道を整備した跡が見受けられ、感謝しながら降って行く。 左側に小屋が見え、線香の匂いがする誠徳院に着く。
C 誠徳院 10:45 100m まだ線香から煙が出ており、ここに参られた人がいるようだ。 池の側を通り、コンクリート舗装の道を降る。 お腹が空いたので、風当たりの少ない、日当たりの良い場所を選び道端で昼食にする。 コンクリート舗装の最後、溝の有る所で湯を沸かし、カップラーメンを食べる。 麺が少なくなった時に、おにぎり(今日は紅鮭)を入れると暖かく食べられる。 少しラーメンライスみたいだが、今日のような日は、冷たいおにぎりよりは美味しく感じられる。 25分ほど昼食に時間を取った。 食べ終わる頃には日差しも無くなり、更に冷たく強い風が吹いてくる。 さすがに寒く、食べ終わるとすぐ出発する。 見覚えのある池の側に4年前降って来た道が見える。 ここからは舗装された道となり、平坦な細い舗装路を降る。 ベンチが2個ある所の木の側に、杖らしい木が沢山置いてある。 畑が出てきて、家が見え出すと、道は分岐するが、全て左側の舗装路を降ると、県道45号岡山玉野線に出る。 怒塚山温泉楠石荘(入浴500円)の前を通り、登山口駐車場に戻る。
  登山口 11:40 8m 駐車場の西側白線部分には3台の車が停まっていたが、周遊コースと朝が早かった為か、今日登山者には合わずじまいだった。



登山ルート。




怒塚山頂上北側の展望。
木立ちの合間から岡山市が見える。




金甲山頂上の三角点。
右横のお宮には野良猫が鎮座していた。




金甲山頂上南西方面の展望。
遠くは霞んで良く見えない。
肉眼では何とか見えていた大槌島、写真では何とか見えるかな?
4年前は、メガピクセルになったばかりの頃の古い富士のデジカメで電波のノイズが入ったが
最近のデジカメは特に問題が無いようだ。