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妹山
 下斎原の登山口より頂上まで登り、北側に降りて林道を登山口まで戻る コース


標高     1,121m
所在地   鏡野町(旧奥津町)
登山日   2004年10月2日(土)
歩行距離  8.0Km
天候     晴れ後曇り。 現地気温17℃じっとしていれば涼しいが、動くと蒸暑い。
       山頂で霧(ガス)が発生し視界が悪くなった。
アプローチ 自宅を5時15分に出発し、登山口近くの路側帯8時5分到着駐車。
        目印の下斎原バス停が見つからず、車でうろうろする。
        地形図を見ながら現在地を確認し、登山口へ向かう。
       登山口までの道路は舗装されており、奥に民家が数件ある。

備考    天候が晴から曇りに変わり、頂上で近くを気圧の谷が通過しているせいか
       空中の何も無いところで突然ガスが発生し、見ていてとても不思議な気分
       になる。 30分ぐらいであたりが薄暗くなり視界が20m以下になってきて
       下山した。 1人で登っているとこういう時少し心細く感じる。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
A 登山口 8:10 490m ガイドブックに従い林道を登っていく。
  林道終点 8:40   林道から先の小道は草が茂り軽いヤブコギとなる。 今年は雨が多く沢の水量が多く、下手に石の上に足を置くと石が動き水の中に足を滑らせる恐れがある。 しっかりした木の枝を拾ってきて、杖代わり沢の中に差込、石の上に載せる足の体重を木の枝に分散させ何とか沢を渡る。 少し行くと再び沢があり、同じように木の枝をッ探してきて渡る。 まともに沢に足を突っ込むと膝から上まで水がくる程度の深さがある。 沢の幅も結構あり慎重に渡る必要がある。
B 水場・沢 9:10 750m 最後の沢は幅は狭いが草が茂っており、水のあるところと石の上とが区別し難く気をつけて沢を渡る。 ここからは赤テープが付いており歩く道筋を案内してくれる。 急な尾根道を木に捉まりながらよじ登る。
  尾根 9:55 972m 傾斜が緩やかになってくると主尾根に出て、背丈程度の熊笹が茂る道となり笹を掻き分けてのキツイ登りとなり、踏み跡も定かではなくなる。 背丈ほどの笹ヤブコギも、右よりの檜木と笹薮の境を歩くと歩き易い。
  頂上直下の尾根 10:25   尾根筋の向きが変わり頂上が見えてくると、膝上程度の笹になり歩き易くなりかすかな踏み跡もある。 頂上まであと一息となる。
C 妹山頂上 10:30 1,121m 頂上からの展望は素晴らしい。 正面に花知ヶ仙が見え、三ヶ上が間じかに見える。
  昼食後下山 11:15   昼食をとりくつろいでいると、 天候が晴から急にガスが出て来て30分ぐらいであたりが薄暗くなる。 視界も20mを切るぐらいになり遭難しては大変だと思い下山する。 頂上から北側に続く踏み跡を下ると直ぐ踏み跡は無くなり、コンパスで方角を確認し根曲竹の中へ突入する。 根曲竹はそれほどビッシリ生えておらず、距離も短く、降りと言う事もありすぐ林道へ飛出す。
D コル 11:25 1,020m 林道を間違えて左に下り、行き止まりとなり時間をロスしてしまった。 あわてて林道を登り直すが35のロスとなり、おまけに服にくっ付く植物が大変多く生えている。 おかげで上着からズボン、靴に至るまでこれでもかと言うぐらい付いた草の種を取るのに苦労した。
D コル(再び)  12:00 1,020m 根曲竹から飛出した林道を右手に軽く登るとコルに着く。 そのまま林道を下って行く。 途中林道横の岩壁から出た水がコンクリート舗装の林道に勢い良く流れている。 林道の勾配がキツク、水の量も多い為歩いていると登山靴の背中を水が登りあっと言う間に靴の中が水浸しになった。 ここは他に選んで歩く場所がなく最後で嫌な思いをした。
A 登山口 13:20 490m 林道を下る途中、くっ付く草の種を取るため休憩を兼ね15分ぐらいの休憩を取った。

  

妹山直下の尾根から妹山頂上を望む。         妹山頂上より花知ヶ仙を望む。




妹山頂上からの景色。