40・24・4
星山
神庭の滝を経由し、林道歩きで星山集落へ。
星山登山口から星山頂上に登る。 
下山は往路を降り、出発点に戻る コース


標高      1,030m
所在地    真庭市
歩行距離   11.2Km
登山日    2007年12月2日(日
天候      晴れ後曇り。 現地気温3℃。
        風は冷たいが、日差しが暖かく心地良い。
アプローチ  自宅を6時40分に出発し、国道429号線を走り、落合から久世に
        抜ける。 国道181号線を勝山まで走り、国道313号線を北に走り、
        神庭の滝の標識を左に入る。
        神庭の滝入口駐車場に8時35分到着したが、神庭の滝観光でないなら
        200m下の橋を左に入った先の駐車場に停めてくれと、真庭市の
        職員に言われ、しぶしぶ少し引き返す。
        8時45分駐車場に到着し、駐車。

備考     駐車場に着いたとき、真庭市の職員より神庭の滝から先は道が無く
        歩くのは危険と言われた。
        その後歩くのなら自己責任でお願いしますとの事。
        いつもそのつもりで山は歩いているのだが、入場料を払うから
        なのだろうか。
        しかも死んだ人がいるとまで言われると、どんな所か見たくなる。
        実際は、下手な登山道よりもしっかりした踏み跡があり、多少草が
        生えているのと、多少潅木が張り出している程度で、全く問題ない。
        最後林道に出る手前が、涸れ沢で大きな石がゴロゴロした急坂だが
        何処にでもあるような所。 林道の橋に上がる所も、少しよじ登れば
        良いので特に問題ない。
        おかげで、入場料300円は払わなくて済んだ。(ラッキー!!)

        問題は、星山集落を過ぎ、草の中に「星山登山口⇒」の指標から西登山口
        (林道)までが背丈以上の笹を掻き分け登って行く羽目になった事だ。
        星山への指標だけはあるが、利用者がほとんど無く、自然に帰りつつ
        あるが、途中笹の中に踏み跡が見つかる。
        背丈以上の笹漕ぎで歩くのはせいぜい250m程度であとは、植林の
        中を歩いたり、腰丈程度の粗く生えた笹で、ヤブコギと言うには
        おこがましい程度の道だ。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車場 8:50 300m 神庭の滝バス停先の舗装路を緩やかに登って行く。 神庭の滝入口で入場料を払おうとしたが、受付のお姉さんが星山に登るのならいいですと言って受取ってくれなかった。 お言葉に甘えそのまま通過する。 神庭の滝が真正面に見え、橋を渡ると右上に登って行く細い道がある。 そのまま遊歩道を行くと神庭の滝に行ってしまうので、一つ手前の谷に入っていく細い小径を登って行く。 落ち葉の下に石がゴロゴロした道だが、草が刈り払われて歩き易い。 道はつづら折れに登って行き、膝下程度のまばらな草が生えた道となる。 つづら折れから谷に向うようになり一部潅木の枝が張り出しているが全く問題ない。 草も腰丈ぐらいになるが、生え方も粗く歩くのに支障は無いが、朝露で少しズボンが濡れてくる。 上の方に林道が見え出し、林道に橋が掛かっている所に向う急で大きな石がゴロゴロした涸れ沢を登るようになる。 最後橋のたもと4ヶ所を見ると左側手前が一番取り付き易い。 木の枝に捉まりよじ登り、ガードレールを乗り越え林道に出る。
  林道出合 9:15 498m ここから平坦な舗装路を左に進む。 少し行くと神庭の滝が綺麗に見える地点がある。 さらに進むと田んぼが見え出し、舗装路も勾配が感じられ出す。 緩やかに登って行くと、星山が正面に見え、その下に星山集落が見え出す。 元星山分校の横を通り星山集落に入る。 T字路の左角に「林道星山線 終点」の錆びた標柱がある。 T字路を左に曲がり、星山集落の中を緩やかに登って行く。 星山集落を過ぎしばらく行くと、草の中に「星山登山口 ⇒ 頂上まで2.5KM」指標がある。
  星山登山口 9:50 604m ここから右上に登って行くがヤブコギとなり、左側植林の中をトラバースする。 植林の中は、椎茸のホダ木があるが、大変歩き易い。 そのまま植林のなかを緩やかに昇って行くと、先ほどのヤブコギの道に出合う。 腰丈程度のまばらな笹の道を少し行くと、大きく左に道は回り込む。 笹が多くなってくると、再び植林の中を進む。 植林帯が終わると笹の茂る道に戻り、少し行くと道は分岐し右側尾根に沿って登るようになる。 ここから踏み跡が不明瞭になり、背丈以上の笹が茂る中を歩き易い所を探し、緩やかに登って行く。 所々倒木があり、木の枝が張り出していたりで歩き難い。 汗と笹の朝露で服とズボンが濡れてくる。 しばらく登ると溝のような道に出合う。 溝のような道を横切りると、その先踏み跡が見つかる。 笹も少し生え方が粗くなり、踏み跡を辿り緩やかに上って行くと、林道とガードレールが見え出す。 ここから再び背丈以上の笹ヤブと成。 おまけに倒木と、蔓が多く体に絡まり前に進めなくなる。 鎌で斬ろうかと思ったが何とか前に進み、林道によじ登る。 舗装路を横切ると西登山口の階段があり、その上の岩がある所で座って休憩できる。
  西登山口 10:15 661m 水分補給を兼ね、5分休憩をとる。
  休憩後出発 10:20   よく整備された、落ち葉でフカフカの登山道を登って行く。 比較的緩やかな道は、ぬかるんだ所から左側にある沢の音を聞きながら登るようになる。 少し登ると沢から離れ、杉の植林帯の中の急な道になってくる。 少し登ると、植林帯の中に、「五合目」の標柱が立っている。 道は急で、黒土の為滑り易い。 更に登って行くと、鞍部の分岐に着く。
  鞍部(分岐) 10:40 854m 鞍部にはベンチがあり、休憩できる。 「星山頂上まで20分」と言う案内標識が立っている。 幅広だが急な登山道を登って行くと、木立の中を抜け笹原の道となり、見上げると星山頂上が見え出す。 岩のある所rから振り返って見れば、登って来た道と遠くの景色が良く見える。 道がなだらかになってくると頂上に着く。
  星山頂上 11:00 1,030m 登山者が一人いて、挨拶する。 晴れているが、遠くは霞んでよく見えない。 櫃ヶ山も霞んでかすかに見えている。 とりあえず昼食を取る。 少し風があるが、日差しが暖かくしのぎ易い。 昼食を取っているともう1名登ってこられた。 最初の人は昼食中に下山されたが、昼食後後から登ってこられた人と少し話をするが、地元の人のようだ。
  昼食後下山 11:35   来た道を戻るが、急なため滑らないように注意しながら降る。
  鞍部(分岐) 11:45 854m 植林の中の急な道を、足を滑らさないように注意しながら降って行く。
  西登山口 12:05 661m ここから再び背丈以上の笹の中に飛び込む。 少し歩き易くなっているように感じ入る。 踏み跡が見つかり、再び溝のような道を横切る。 背丈以上の笹の中、ヤブコギでなだらかな尾根に沿って降り、植林のある方向を目指す。 と言っても背丈以上の笹のため、相当近くならないと植林があるかどうか分からない。 道が見つかり、植林の中を、来た通りに降って行く。 大きく右に曲がり植林の中を抜けると、最後右側に進むと簡単に、舗装路に出る。 「星山登山口」の指標から10m程度先の地点だ。 電信柱があり、その先に一軒の家がある。 舗装路を左に曲がり、気持ち歩くと「見覚えのある草の中の「星山登山口」の指標前に来る。
  星山登山口 12:20 604m 体中のヤブコギのゴミと、ザックに付いたゴミを振るい落とす。 舗装路を快適に降り、星山集落を抜け、来た道を降って行く。 神庭の滝上部着くと、岩の下側が細く上に木の生えた変な岩がある。 ガードレールを乗り越え、神庭の滝上部から下を覗いて見るが、足が震えそれほど前に近づけない。 怖い。 落ちたらひとたまりも無い高さだ。 舗装路に戻り、更に降って行く。 目印を付けておいた、林道出合地点に着く。
  林道出合 13:00 498m 林道出合地点から、神庭の滝に向けてガードレールを乗り越え降って行く。 紅葉が綺麗だ。 降って行くと、にぎやかな人の声が聞こえ出し、神庭の滝遊歩道に出る。 ついでなので、神庭の滝を見ていくことにする。 猿が沢山いて、滝よりも猿を見ている方が面白い。 神庭の滝も滝壷へは、これより危険と書いてあり、行かせないようにしている点が面白くない。 観光客も多く、少し見ただけで、遊歩道を降り、入口でお姉さんにお礼を言い帰る。
  駐車場 13:25 300m 駐車場の紅葉が散って車の屋根の上は、葉っぱが積もっていた。



登山ルート。
「星山登山口」から「西登山口」まではヤブコギを強いられる。




林道から見る神庭の滝。




登山道の岩がある所から見下ろす。
眼下に勝山美しい森ビジターセンターが見えている。
残念ながら遠くは霞んで見える。




星山頂上の三角点。