40・22・5
櫃ヶ山
 久納の登山口から、櫃ヶ山頂上に登る。 下山は
竜頭の滝を経て、日の谷に降り、出発点に戻る コース


標高      954m
所在地    真庭市
歩行距離   7.9Km
登山日    2007年8月15日(水)
天候      晴れ。 現地気温24℃。 蒸暑い。
        日差しが強く、暑い。
アプローチ  自宅を5時に出発し、国道429号線を走り、途中から
        落合、久世を通り、国道313号線を湯原に向う。
        久納の櫃ヶ山登山口駐車場に、7時到着、駐車。

備考     ご当地真庭で37.6℃の県内最高気温が出ており、半端ではなく
        暑かった。
        あまりの暑さに、七合目でギブアップしようかと思ったほどだ。
        銀令水と、天狗の森で涼んで何とか頂上に辿り着いたが、
        最高気温が出るような日の低山歩きは少し考え物だ。
        今日のような日は、逆コースの方が良かったかも知れない。
        竜頭の滝に降りたときは、暑さでヘロヘロになっており、
        滝に飛び込もうかと思ったぐらいに、少し熱中症になりかけていた。
        滝の前で涼んで何とか車まで帰る事が出来た。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
@ 登山口 7:10 310m 舗装路を登り、車の回転場から小径に入る。 「注意 登山道に蜂の巣あり」の標識がある。 道の横には既に彼岸花が咲いている。 畑とお墓を通り過ぎると植林の中に入る。 林道工事で登山ルートが変更されており、今までの沢に沿った道から、植林帯の中に新しく作られた道を登って行く。 道は階段も整備されて歩き易い。 林道に出る手前の急坂にロープが設置されている。 林道を右に緩やかに降り右カーブの先から新しく作られた登山道に入る。 登って行くと尾根沿いで、旧登山道に出合う。 数本倒木のある所を過ぎ、尾根沿いのなだらかになった所で、5分ほど休憩をとる。 今日は蒸暑く、既に汗で服は上下ともビショビショ、首から掛けているタオルも絞れば汗が出るぐらいになっている。 ここは風が通り、木陰で涼しい。 休憩の後、朝露で濡れた草の登山道を登って行くと、五合目に着く。
A 五合目 8:15 601m やや急な、朝露で濡れた草の登山道を登って行くと六合目に着く。
  六合目 8:30 701m 周りが開け、振り返ると後ろに湯原の町並みが見え、遠くの景色も素晴らしい。 ここから、強い日差しを浴びながら、急坂を登り七合目に向う。
  七合目 8:40 760m 風も微風で、日差しが強く、少しクラクラして来る。 更に急坂を登ると、分岐があり、案内標識がある。 少し咽喉も渇いたので、銀令水をいただきに、左の道に入る。 意外としっかりした道で、ほとんどアップダウンも無く道が怪しく感じられ出すころ、銀令水に着く。 標識にある通り、2分程度。
  銀令水 8:50 794m 地下水が沁み出しており、ステンレスのパイプを入れてある所から、一筋の水が流れ出ている。 コップにすくって飲む。 冷たくて美味しい。 更にお代わりとついでに顔を洗う。 冷たくて気持ちが良い。 銀令水を堪能した後、分岐まで引き返す。 分岐から854mピークの北側を回り込んで降りになってくると涼しくなってくる。 坂を降り、天狗の森の案内板が有る所で休憩する。
  天狗の森 9:00 788m ここは冷蔵庫の冷気を浴びているようで、見る見る間に汗が引いて行く。 じっとしていれば寒いぐらいだ。
  休憩後出発 9:15   涼しくて快適だ。 10分の休憩のつもりが15分も休んでしまった。 もうここを動きたくないと言う気持ちに後ろ髪を引かれながら出発する。 お堂の大きな下駄を見た後、分岐から天狗様本堂へ行ってみる。 急な坂を登り岩の所を曲がり込んで、少し降ると一枚岩の下に小さな社があり、天狗様が祀られている。
  天狗様本堂 9:30 828m 分岐まで引き返し、上に見えている稜線まで登って行く。 登山道出合が八合目だ。
  八合目 9:35 837m ここから急な坂を登って行くと九合目に出る。
  九合目 9:45 892m 暑さが厳しく、最後の階段が体にかなりこたえる。 階段が終り頂上が見えてくると一気に汗が噴出す。
  櫃ヶ山頂上 9:50 954m 遠くは霞んでいるものの、素晴らしい景色だ。 大山頂上はガスがかかっており、完全には見えていない。 蒜山三座、霰ヶ山、三坂山、摺鉢山などが綺麗に見える。
  休憩後下山 10:05   あまりの日差しの強さで、暑く長時間山頂にいられず、クリームパンを一個食べすぐ下山する。 暑さでめまいがしてきそうだ。 星山を見ながらゆっくり降る。 ガイドブック「新 岡山県の山」の地図は間違っており、尾根は笹が生え茂り、降りれない。 季節が良ければ無理やり降りたかも知れない。 一つピークを越してコルに竜頭の滝への降りルート標識がある。 縦走路は以前にも増して笹が茂ってきており、少し歩き難く見える。
B 分岐点 10:25 882m 谷に向ってつづら折れに降る。 所々草が多く歩き難い所がある。 小さな沢を渡り、降って行くと、川を2度渡る。 二度目の川を渡る所で、休憩をとり、お昼にする。 ここで持ってきた水2リットルを全て使い切ってしまった。 非常用の水500ミリリットルと、ポカリスエット500ミリリットルに手をつける羽目になる。 暑くて咽喉ばかり渇く。 15分の休憩の後降って行くと、林道に出合う。
  林道出合 11:25 544m 林道を横切り道は続いており、少し行くと丸太の橋がある。 少し傷みが激しいので注意しながら渡る。 もう少し先で再び丸太の橋があるが、こちらはしっかりしている。 だんだん植林帯の中に入って行き道がなだらかになってくると登山口と竜頭の滝への分岐に着く。 右へ降り、竜頭の滝に向う。 痩せ尾根の岩がゴロゴロした急な道を降ると休憩舎の所に降り立つ。 ここから遊歩道を川に沿って遡ると滝がある。
  竜頭ノ滝 11:50 370m 滝の前は涼しい。 裸になって滝にでも打たれれば気持ちが良いかなと考えたりもする。
  休憩後出発 12:00   汗が引くまで少し休憩し、遊歩道を降る。 遊歩道は良く整備されており、橋を2度渡り降って行くと、観光客のご夫婦に出会い、挨拶をする。 更に降って行くと民家の裏に出て、国道313号線に出る。
  国道出合 12:10 285m 日陰が所々あるものの、日差しが強く暑いアスファルト道を登山口まで戻る。
@ 登山口 12:15 310m 登山口には、私の車の他に1台停まっていた。 櫃ヶ山に登られたのだろうか。 暑さで倒れていないか心配になるほど、今日は暑かった。 今まで夏に山に登ったが、これほど暑い日は無かったと思う。



登山ルート。




草に埋もれた櫃ヶ山頂上の三角点。




櫃ヶ山頂上から、蒜山三座を望む。




櫃ヶ山頂上から摺鉢山、三坂山を望む。




竜頭ノ滝。
滝の前は涼しくて心地良い。