12・23
花知ヶ仙
 遠藤集落から三ッ子原林道を通り、花知ヶ仙
頂上に登る。 下山は往路を降る コース


標高      1,248m
所在地    鏡野町
歩行距離   9.4Km
登山日    2007年7月22日(日)
天候      曇り。 現地気温19℃。
        朝からガスがかかり花知ヶ仙頂上は見えない。
        まわりの山もガスで覆われている。
アプローチ  自宅を5時に出発し、国道429号線を足守から福渡に抜ける。
        国道53号線を走り、院庄から国道179号線に入る。
        上齋原の先で国道482号線に入る。
        遠藤の標識が見えると、右に曲がり、遠藤集落最後の
        家を過ぎると林道は舗装されているものの、草が道路
        両側から迫り出し、Y字路路側帯に7時20分駐車する。
        右下には小屋があり、車は2台程度駐車できる。

備考     駐車位置から更に道路は舗装されており、私が車を置いて
        歩いて行くのを地元の人が見ていて、帰る頃には道路両側の
        草は綺麗に刈り払われていた。
        右側に小屋が見える所の先まで舗装されており、小屋の
        左側路側帯に車が5台程度駐車できる。
        この先は未舗装となり、林道が少し掘れたようになっている
        所がある。
        最低地上高の高い車(四駆など)であれば登山口まで
        車で行ける。
        登山口の先に車2台程度の駐車スペースがある。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車位置 7:30 747m 舗装路を5分も歩けば林道は未舗装になる。 歩き出して15分ぐらいでコンクリート舗装の林道になり、右側に川が流れ、水の流れる轟音がいやでも梅雨を感じさせてくれる。 再び未舗装になりしばらく歩くと三叉路に着く。 三叉路には遠藤林道の案内がある。 少し青空が見え、少し太陽の日差しが出てきて、辺りが明るくなってくる。
  林道分岐点 7:50 840m 林道を右に曲がりコンクリートの橋を渡る。 林道は広く路面はよく整備されて歩き易い。 ヒグラシ蝉の声がにぎやかだ。 歩き出して30分を超えるあたりから林道に勾配が付いている事を感じ出す。 蒸暑く額から汗がしたたりだす。 林道の路面も少し悪くなり、道幅も狭くなってくる。 林道が緩やかに右カーブする所まで来ると、カーブミラーの隣に花知ヶ仙登山口の標識が立っている。 その隣には、「クマ出没注意 鏡野町」の標識もある。 
@ 登山口 8:20 970m 植林帯の薄暗い登山道に入ると、昨日登った人がいるのだろうか、草が土でドロドロに汚れ、足跡が沢山付いている。 沢を2度渡り、水の流れる登山道を登って行くと木が倒れている。 巻き道が出来ており、その少し先で倒れた木の下を潜り少し行くと鞍部に着く。 鞍部には「花知ヶ仙 ←これより山頂まで600m」の案内標識がある。
A 鞍部 8:25 1,015m ここから尾根に沿って登って行くが、だんだん急になってくる。 ちょうど天狗岩に登る登山道のようだ。 昨日の雨で滑り易く、至る所に滑ったスリップ跡が残っている。 ゆっくり足を乗せ、体重をかけて行くと、登りでもズルズルと滑る。 注意しながらゆっくり登っていく。 急な所を過ぎると少しなだらかになり、標高1,100mを過ぎる頃からガスの中に入っていく。 再び登山道が急になった所で斜めに木が生えている所を過ぎると、登山道の両側に沢山の山アジサイが生えている。 ここまで登って来ると、青色の花が疲れを癒してくれる。 あとひと頑張りで花知ヶ仙頂上にとび出す。
D 花知ヶ仙頂上 8:55 1,248m 頂上は三角点を中心に刈り払われているが、周りを雑木で囲まれ展望は無いようだ。 今日はあいにくの天候で、山頂はガスで白く覆われている。 少し休憩を取り、天候も悪化しているように感じ、早々下山する事にする。
  休憩後下山 9:10   登って来た道を注意しながら降って行く。 念のためストックを取り出し、使ってみる。 50歳を過ぎて膝にを痛めてから滑り易いところは特に注意しながらゆっくり降る。 ストックがあるとバランスが取り易く助かる。 しかし滑る所では、登山道の両脇に生えている根曲竹や木を掴みながら降りなければ危なくてしょうがない。 鞍部の手前ではヒグラシ蝉がにぎやかに鳴いている。
A 鞍部 9:35 1,015m ここまで降りてくると安心だ。 降って行き、2つめの沢で靴に付いた重たい土を洗い流す。 靴の裏に土がこびり付き、靴が重たくて仕方が無かったのが、やっと楽になった。
@ 登山口 9:40 970m 林道を快適に降って行くと、ここでもヒグラシ蝉が大合唱だ。 林道が平坦になってくると、林道右側に小さな滝がある。 更に少し行くと林道分岐点まで戻ってくる。
  林道分岐点 10:10 840m 少しお腹が空いたので、少し早いけれど昼食をとる。 林道のど真ん中に座っているが、車は一台も通らない。
  昼食後出発 10:25   霧雨のような弱い雨が感じられ、早々昼食を切り上げ車に向う。 舗装路まで来ると、道路両側の草が綺麗に刈り払われて、道幅が倍ぐらい広く感じられるようになっていた。
  駐車位置 10:45 747m 帰りの車の中から見ると、朝はハッキリ見えていた三ヶ上、妹山、泉山などがガスの中に入っており、先週と同じ状況になっていた。 ここのところ山頂からの景色が全く楽しめていないのが残念だ。



登山ルート。
駐車位置からもう少し先まで舗装がしてある。
右側に小屋がある所の先で未舗装になるが、
未舗装になる手前左側路測に車5台程度
停められる場所がある。




花知ヶ仙頂上の三角点。
周りを潅木で囲まれ展望はない。
あいにくのガスで頂上はご覧の通り。
10人ぐらい座れるぐらいの広さの頂上。