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幻住寺山
 幻住寺池を出発し、幻住寺境内より山道を歩き幻住寺山に登る。
下山は往路を降り、途中幻住寺境内を散策し出発点に戻る コース


標高      511m
所在地    津山市
歩行距離   3.1Km
        2.2Km(間違えずに歩いていたら)
登山日    2008年11月9日(日
天候      曇り。 現地気温8℃。
アプローチ  自宅を6時40分に出発し、国道249号線を走り、
        休乢トンネル手前を北に曲がる。
        幻住寺池竣工記念碑前に8時25分到着、駐車。

備考     「岡山県百名山」の山道案内を良く読めば良かったのだが
        適当にしか読んでいなくて、多少道を間違え20分強時間を
        ロスしてしまった。
        人があまり入らない山なのか、多少荒れており現状軽い
        ヤブコギが必要だ。
        刺が生えた太い植物が多く、力ずくで無理やり通ろうと
        すると痛い目に遭う。
        また小さな引っ付く種の草が多く、ギブアップした乗幸山山行の
        二の前になってしまった。
        三角点付近は背丈以上のシダが茂り、周りを木立ちに囲まれ
        全く展望は無い。
        歴史的な山なのかも知れないが、正直な所何が何でも
        三角点を見たい人以外は行く価値が無いように感じた。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車位置 8:35 424m 駐車位置に植えてある紅葉も見頃を迎えている。 舗装路を幻住寺に向けて登ると右カーブの所で駐車場への道と分岐する。 右側コンクリート舗装の道を登ると、5分程度で幻住寺右奧の山道入口へ着く。 ここから多少草の生えている道を登ると、尾根に向けて道が有る。 これが失敗の始まりだった。 尾根道を登り降りかかると道が消失し間違っていた事に気が付き戻り15分ほどロスした。 この尾根を巻くように歩く平坦な道を進むが、途中から草と潅木が張り出し歩き難くなる。 おまけに刺がある植物が多く生えている。 しばらく歩くと十字路に出る。 十字路を真っ直ぐ進んだのが第二の失敗だった。 緩やかに降ると倒木の嵐。 進む方向も幻住寺山から外れてくるので間違いと気付き十字路まで戻る。 ここで5分程度のロスをした。
  石柱 9:10 497m よく見ると薄暗い中、「鳥獣保護区 岡山県」の標識の側に「東津」と彫り込まれた石柱がある。 十字路を左に進めば良かったとガイドブックを見て初めて気が着く、この鈍さ。 我ながら嫌になる。 左に曲がって進むとすぐ大きな木が倒れて歩けない。 左側急な山の斜面を巻くことにし、大きな木の根元があるあたりまで、急斜面を登り、そのままトラバースする。 適当に降りれそうな所を探し、急斜面を木に捉まりながら道まで降りる。 更に平坦な道を進んで行くと、笹の中に腰丈以上の刺の生えた植物が群生している。 これにはまいった。 たかだか10m強の距離だが、そろりそろりと刺の生えた植物を振り払いながら、ゆっくり歩いて行く。 少しでも引っかかったまま強引に行こうとすると、かなり痛い思いをする事になる。 ここを抜けると植林帯の中、緩やかに登る快適な道になる。 三角点のあるピークを少し行き過ぎた所で、戻る方向にピークに向かい登って行く。 道が有る訳ではなく、倒木と草の茂るところを避け、進むのみ。 ピークに着くが三角点は無い。 地形図で確認すると、ここから緩やかに60m北に降った地点にあることが分り、北に歩き易い所を進んで行く。 近くまで来ると、背丈以上のシダの茂る中に赤白のポールと旗が見え出す。 たかだか数メートルのシダだが掻き分け三角点に到着する。
  幻住寺山頂上 9:25 511m 三角点の周りは潅木と笹で覆われかけている。 鎌で潅木と笹や草を刈り、記念撮影をする。 周りを木立ちに囲まれ展望は全く無い。
  休憩後下山 9:30   一息ついたら寒いので早々下山する。 来た道が有る訳ではないが、歩き易い所を探しながら、ピークまで緩やかに登り、植林の中の道まで歩き易い所を探しながら降る。 来た道を戻るが、刺のある植物の所はかなり慎重に進み、倒木を来た時と同じように巻き、石柱まで戻る。
  石柱 9:40 497m ここからは多少歩き易いとは言え、潅木と多少刺のある草を避けながら進み、幻住寺境内まで戻る。 幻住寺を見学するが、石段の一番上の所まで来ると、いい音がする。 よく見ると、水が落ちる手水が水琴窟になっている。 小さな音だが、なかなか良い音色だ。 境内を見学した後、石段を降り車まで戻るが、境内のあちらこちらに植えられた紅葉は見頃を迎えとても綺麗だ。 これで日差しがあれば紅葉の赤色が映えるのだが、少し損した気分だ。 ヤブコギで小さな引っ付く種がズボンに沢山付いており、車の手前で取る為に10分ぐらい休憩した。 この手の種は小さくて取り難く、ガムテープでも持って来れば良かったと思う。
  駐車位置 10:05 424m 予定よりも時間をくってしまったが、もう1座登る事にし、行き先を検討すると、近くに岩屋山があることが分り、道を確かめ出発する。



登山ルート。
登りと言うような登り坂は、ほとんど無い。




駐車場から幻住寺へ登る石段にある仁応門。




幻住寺境内には紅葉が多く、彩りが鮮やか。




登山口。
ここから幻住寺山へ向うが、歩き易いのはこの先200mぐらいまで。




幻住寺山頂上の三角点。
笹や潅木などを刈り払い撮影。
歩いてきた方向を写す。
枯れかかったシダで向こう側は見えない。