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大王山
 佐伯橋を出発し、荒れた参道を密厳寺跡まで進み
尾根の踏み跡を辿り大王山に登る。
下山は北尾根を降り、林道に出て大王池の
土手を通り出発点まで戻る コース


標高      435m
所在地    佐伯町
歩行距離   7.0Km
登山日    2005年12月24日(土
天候      晴れで青空が眩しい。 11前頃より曇り時々晴れ。
        現地気温1℃。
        22日に降った雪で日陰は雪が残っており、凍結している。
アプローチ  自宅を7時20分に出発し、国道429号線を足守から岡山空港に
        抜け、御津に向かう。 22日の雪と、今朝早く降った雪で路面は
        凍結しており、交通事故が2件発生していた。 金川大橋を渡り
        山口乢を抜け、サッポロワイン岡山ワイナリーの近くを通り、
        佐伯橋たもとの路側帯に、8時50分到着、駐車。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  駐車場 9:00 47m 佐伯橋は南側に雪が残っており、路面はガチガチのアイスバーン状態で良く滑り、足を置いたときのバランスが悪いとすぐこけそうになるので、ゆっくり注意しながら渡る。 橋の先、突き当りを右に進むが、こちらも日陰で道が凍っており、滑らないように注意しながらゆっくり歩く。 所々、日陰には雪が残っており、凍っている。
A 宇佐八幡神宮 9:15 77m 林道に入り、日陰の雪は2〜3センチあり、凍った雪の上をザクザク音を立てながら歩く。
B 密厳寺跡登山口 9:35 333m 登山道は幅が広く、雪は軽く載っているだけ。 登って行くと木が倒れ道を塞いでおり、右に巻いて登る。 雪の上に足跡があり、昨日誰か大王山に登ったようだ。 一見沢のように見える崩れた石の階段を登って行くと、道は左に曲がる。 上に登るに従い、雪の量が増えてくる。 かなり広い広場が密厳寺跡のようだ。
C 密厳寺跡 10:00   右に進んで行くと、緩く登って尾根沿いの道に出合い、左に曲がる。 ガイドブックにある「鐘堂跡」の朽ち果てた標識は、雪のためか分からなかった。 ガイドブックでは尾根沿いにヤブコギとあったので少し心配したが、しっかりした踏み跡と赤テープがあり、あっと言う間に頂上に着く。
E 大王山頂上 10:29 435m 古びた三角点があり、木立の中で展望は全くない。 青空から雲ってきて、寒く感じる。
  休憩後出発 10:30   しばし休憩の後、下山する。 そのまま尾根を北に進む。 赤テープが所々あり、緩やかに降る。 踏み跡がだんだん急な下り坂になってくる。 雪の量も増えてきて5〜6センチの積雪があり、靴は雪の中に埋まり、滑るので周りの木に捉まりながら注意して降る。 やがて道は緩やかになり作業道に飛び出す。
F 林業作業道 10:40 397m 幅の広い作業道を左に曲がると緩く登り、そこから急な降りになる。 雪も多く、滑らないように注意してゆっくり降りる。 雪の上にはウサギの足跡がたくさん付いている。 下に凍った大王池が見えて来る。 ガイドブックを見ると、池の土手を渡りとあり、良く見ると堰の上に丸太の橋がかかっている。 ガイドブックの地図では池の北を回る林道を進むようになっているが、近道なので雪の積もった丸太の橋を渡り、池の土手に出る。
G 大王池 10:50 350m 大王池は凍りついており、凍った上に雪が積もっている。 池の土手を抜け、急なコンクリート舗装の道を降るが、雪が積もっており、滑らないように注意しながら降りて行く。
  昼食 11:00   コンクリート舗装がアスファルト舗装に変わる所で、昼食を取る事にする。 左側には川が流れており、川の水を汲み、カップラーメンを作る。 雲って雪花が飛んで来ており、寒いときは暖かいものがご馳走だ。
  昼食後出発 11:40   昼食後、雪の積もったアスファルト舗装の道を降って行くと、間もなく密厳寺跡登山口に着く。
B 密厳寺跡登山口 11:45 333m 日陰のせいか、道の雪はあまり解けておらず、注意しながら降って行く。
A 宇佐八幡神宮 12:00 77m さすが、ここから先は道の雪や氷はほとんど解けて、何の問題もなく佐伯橋に出る。 佐伯橋の上は、北半分の雪と氷は解けており、歩くのに支障はない。
  駐車場 12:15 47m 今回は雪の中と言う事もありヤブコギを心配したが、とり越し苦労で何の問題もなかった。



大王山頂上の三角点。
雪が2〜3センチ積もっている。
雑木林の中で、展望は全く無い。




凍りついた大王池。
池の土手には5センチ程度の積雪があり、池は氷が張った上に雪が積もっている。




佐伯橋から望む大王山。