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秋葉山
 方谷駅を出発し、大松集落を経由し秋葉宮と秋葉山に登る。
下山は大倉集落を経由し、備中川面駅に降る コース


標高      591m
所在地    高梁市
歩行距離   16.3Km
登山日    2007年3月6日(火
天候      曇りで冷たい風が強く吹き、雪が舞い寒い。
        午後から晴れ間が多少あり、日差しは暖かいが、
        冷たい風は相変らず強く吹く。
アプローチ  新倉敷駅発6時44分の電車で、倉敷駅6時53分到着。
        伯備線6時57分発の電車に乗り換え、方谷駅に7時52分到着。
        料金 JR倉敷駅からJR方谷駅まで 820円
        帰りは、備中川面駅13時57分の電車に乗り、倉敷駅に
        14時40分到着。 倉敷駅14時49分の山陽線に
        乗り換え、新倉敷駅14時57分到着。
        料金 JR備中川面駅からJR倉敷駅まで 740円
備考      秋葉山頂上三角点へは林道から5分程度の軽いヤブコギ。
        林道から入ってすぐ道は分岐するが、どちらの道を行っても頂上
        三角点のところに出る。
        どちらの道も概ね胸ぐらいまでの笹が茂っており、笹の下の道は
        ハッキリしており、所々に石仏が祀ってあるので分かり易い。
        西廻りコースには笹の他に茅が生えているが、今の季節だと枯れて
        歩き易い。
        入口にはピンク色のビニール紐が吊るしてあり、側溝には蓋がある。
        入口から分岐するが、その先の笹の中に石仏があるので
        頂上への入口と分かり易い。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
  方谷駅 7:52 119m 電車を降りて出口が分からず、うろうろする。 電車の進行方向から反対側に出口通路があった。 駅を降りて線路沿いに西に歩く。 右上の線路を見ながら歩いていると、小さな踏切が見え小さな坂を上がり踏切を渡る。 当然踏み切りに遮断機はない。 しっかりした小径を登って行くと、途中何個かほうきが置いてあり、この道を定期的に掃除している人がいるようだ。 おかげで道には落ち葉がほとんど無い。 自然林の中の苔生した道を登って行き、植林帯の中に入っていくと舗装路に出会う。 ガイドブックに書いてある意味が良く分からず大松集落をうろうろしていたら、地元の人に出会えて教えていただけた。 おかげで10分少々時間をロスした。 舗装路出合まで戻る。
  大松集落舗装路出合 8:30 248m 舗装路出合を右に曲がり、緩やかに舗装路を登って行く。 道沿い右側カーブの所に家がありそれが一番上の家だと分かる。 その家から少し先は未舗装になっている。 未舗装になる少し手前に右上登る小径があり、尾根に沿って登って行く。 尾根沿いの小径は小さな宮があるところまでは良く手入れされている。 そこから先は倒木があるものの大した事はなく、登って行くと道の草が刈られ、手入れされているのが分かる。 ここから右下木立の合間に高梁川の景色が見える。 更に尾根沿いを進んで行くと道の右上に新しい三角点が設置されている。 四等三角点の大松で標高358.1m、改測となっている。 三角点の先で小径は先ほどの林道と合流する。 道には車のわだちが生々しく、昨日からの雨で水が溜まっている所もある。 なだらかな林道歩きで日陰には今朝ほど降った雪が点々と残っている。 木の枝の葉っぱもない所に雪が一面に付いており、良く見ると蜘蛛の巣の上に雪が積もっていて不思議な光景だ。 なだらかな林道をてくてく歩いて行くうちに地形図上で林道が交差する地点に着く。
  林道交差点 9:15 443m 交差地点はそのまま直進し、緩やかに登って行くと木の合間や木上からの展望が開けてくる。 多少遠くの景色が見え快適な林道歩きもつかの間、再びただの林道歩きに戻る。 林道は緩やかに降り舗装路に出合う。
  舗装路出合 9:35 435m 舗装路を左に曲がり緩やかに登って行く。 10分ほどで緩やかな降りの右カーブになっている変則な十字路に出合う。
  十字路 9:45 467m 十字路の右側にはカーブミラーがあり、ここを右に曲がり未舗装の林道に入る。 林道を歩いて行くと池の側を通る。 池の土手には水の口池改修工事の記念碑が建っている。 林道を進んで行くと左に分岐が有るが、道なりに真っ直ぐ進んで行くと緩やかな登りになる。 どんどん登って行って緩やかに右に降ると分岐がある。 分岐手前から左を見ると刈り払われた茅の道先に石の鳥居が見える。 石の鳥居をくぐり、両脇から潅木の枝が伸びるやや急な小径を登って行く。 緩やかになり左に曲がって進むと所々倒木があるがたいした事はない。 一本道なので迷う事無く秋葉宮に着く。
  秋葉宮 10:10 574m 少し休憩をとる。 ここから西の方向に多少展望があり、荒戸山などが見えているようだが、あいにく雪が舞う天気で遠くははっきりと見えない。
  休憩後出発 10:15   来た道を戻るが、鳥居手前は急で滑り易く木に捉まりながら降りる。 鳥居をくぐり、分岐まで戻ると林道を南東に進んで行く。 道は平坦な未舗装の林道で、少し歩くと舗装路のヘアピンカーブの所に出る。
  大きな林道 10:30  487m 左に曲がり舗装路を登って行く。 しばらく登ると道が平坦になり峠に着く。
  10:45 549m 峠左側には市道巨瀬中井線の記念碑があり、その先には岡山県秋葉山中継所のアンテナがある。 ここから右の未舗装の林道を緩やかに登り緩やかに降るようになる。 少し行くと「水源かん養保安林」の標柱が右側にあり、道が少し広くなっており、車なら2〜3台駐車できる。 更に少し行くと木の枝にピンク色のビニール紐が吊るして有るところに来る。 ここから側溝の蓋の上を渡ると笹の中の道は分岐する。 正面真っ直ぐに胸までの笹を掻き分けながら登って行く。 途中石仏が所々あり、道は笹が茂っているがしっかりしている。 すぐ尾根に出て道はなだらかに左に進むようになり、石仏の先に三角点がある頂上に着く。
  秋葉山頂上 10:55 591m 三角点の先には石仏があり、その先は薮で木が倒れており道は無い。 頂上はなだらかで周りを木に囲まれており、展望は全く無い。
  休憩後下山 11:00   雪が舞い強い風が吹きじっとしていても寒い為、少し休憩した後すぐ下山する。 登ったルートとは違う道を降りる事にし、頂上の石仏の所から南に降る。 途中石仏があり道は急だが笹は生えておらず、しっかりした道がある。 左に曲がりなだらかになると、胸までの笹が茂り、所々茅もあり軽いヤブコギとなる。 今時分は茅が枯れており、多少歩き易くはなっているが、どちらのルートも同じようなものだ。 林道に出て峠まで戻る。
  11:10 544m お腹が空いたのでお昼にしようとするが、風が強く寒い。 峠の記念碑の裏側は山と記念碑に挟まれ風が当らない。 記念碑の裏でお湯を沸かしカップラーメンをすする。 寒いときは暖かいものが一番ご馳走だ。 昼食後中継局の裏側に沿って林道がありそこから北を眺める。 植林が小さく結構展望があり、大佐山や星山が見えているが遠くは雪が吹雪いて白く見えるだけの状態だ。 峠には桜の木が植えてあり、桜の季節には花見もできそうだ。
  昼食後出発 11:45   時おり日差しがあるが、風は冷たく強く吹き寒いので出発する。 舗装路を降り、秋葉宮から出てきたヘアピンカーブまで戻り、更に舗装路を少し進むと右側に未舗装の林道がある。 未舗装の林道に入り緩やかに登り、緩やかに降り、再び緩やかに植林の中を登ると右側小径の上にお宮がある。 更に進むと三叉路に出る。 ここまで林道の途中に分岐が有るが、道なりに林道を進めば良い。 三叉路には「旧新見往来」の石柱と石仏が祀ってある。 ここから道は舗装されており、降って行くと左側木立の下側に大倉集落尾家が点々と見えてくる。 更に降って行くとT字路に出る。 ここにも「旧新見往来」の石柱が立っている。 T字路を左に曲がり舗装路を降って行くと、八石調整池の前を過ぎ、コンクリートの舗装になる。 道の右側には新しい道が工事中だ。 コンクリート舗装からアスファルト舗装の交差点に出る。
  中田集落交差点 12:30 363m この交差点は変則の十字路になっており、地形図を見ると右に曲がるように見えるが、実際は道なりに真っ直ぐ進むと言う感じになる。 交差点の右側はバス停の待合所になっており、通り過ぎるとその先に火の見櫓があり、すぐ十字路に出合う。 十字路には案内標識があり、西八石方向の右に曲がる。 舗装路を道なりに降り、道なりに登り、更に降り再び登りになる所、道路左側に「凍結」の標識がある。 ここは小さな交差点になっており下の道に案内標識がある。 この交差点を案内標識の「鴨谷」と書いてある方向、左後方戻る方向に降るとすぐ右側に防火水槽がある。 道なりに舗装路をどんどん降って行く。 途中道の下に家が見える所まで来ると、遠くに高梁川が見えてくる。 どんどん降って行くと鴨谷集落に着き、道の左側にある鴨谷公会堂の側を過ぎるようになると、国道180号線を通る車の音が聞こえてくる。 鴨谷は道路脇の梅の花が満開で良い香りと花が楽しめる。 また桜の木も道路脇に植えられており桜の季節も楽しみだ。 備中川面駅が近くなると、赤いラッパが沢山付いた鉄塔が見えてくる。 これは岡山県の河本ダム川面警報局で、舗装路からこの鉄塔の横の細い道を降る。 目の前の踏切を渡り、道路を左に曲がって進んで行くと左側に備中川面駅がある。
  備中川面駅 13:20 99m 今日は寒かったせいか途中でゆっくりできず、予定より早く着いてしまった。 岡山方面の駅待合室は引き戸が付いており、閉めると風が吹き込まず、おまけに座布団まで置いてあり、お尻も温かくゆっくり電車を待つ事ができた。



秋葉宮より西側を望む。
遠くは雪が吹雪いており、ハッキリと見えない。




峠北側の景色。
峠までは舗装路で車で来れる。
このコースでは、晴れていれば一番展望が良い場所だ。




秋葉山頂上への入口。
ここを左に入るとすぐ胸ぐらいまでの笹が生えている。
5分程度の軽いヤブコギで頂上三角点に着く。
入ってすぐ、頂上までのルートが2つに分かれる。
あえて笹の茂るところは載せていません。




秋葉山頂上の三角点
周りを木に囲まれ展望は全く無い。
石仏が東西にある。