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明石山
 成地バス停を出発し、車道を桑平峠まで歩き、石仏の
ある所から県境尾根をヤブコギし、明石山頂上に登る。
下山は、往路を降り出発点に戻る コース


標高      1,110m
所在地    新見市
歩行距離   8.1Km
登山日    2006年4月22日(土
天候      曇り。 お昼前頃、かすかに晴れて薄日が差すが、その後曇る。
        現地気温3℃。 少し肌寒い。

アプローチ  自宅を6時に出発し、真備から美袋に抜け、国道180号線を
        新見へ向けて走る。 千屋を過ぎ、成地バス停先交差点の
        路側帯に7時50分到着、駐車。
  チェックポイント 時間 標高 メ        モ
@ 成地バス停 7:55 540m 鶯の声を聞きながら舗装路を登って行く。 桜は蕾で、花が開きかけており、来週が見ごろのようだ。 道端の日陰には、点々と雪が残っている。 登るに従い道端の雪が増えて行き、桑平峠の手前まで来ると、道の両脇に連続して雪が見られるようになる。
B 桑平峠登山口 8:35 814m 石仏のあるところから、潅木を掻き分け尾根に登って行く。 雪が4〜5cmあるが、すぐに尾根筋に出る。 尾根筋には踏み跡があり、雪が点々とある程度で、緩やかな尾根筋を登って行く。 所々赤テープの目印が付いているが、尾根の分岐に赤テープでマーキングしながら登って行く。 しばらく行くと植林帯の中に入り、傾斜が急となり、雪も多くなってきて、多い所では10cm以上の雪がある。 笹が雪の重みで倒れ、その上の雪がシャーベット状で、笹の葉の上の雪に乗ると、ズルズル滑り登り難い。 傾斜がかなり急な事もあり、周りの木に捉まりながら、何とか登って行く。
C 境界見出標 9:15 1,062m 木の枝に赤いパイプが付けられている所が、境界見出標のようだ。 ここまで登ると、上に空が見えてきて、頂上が近い事が感じられる。 北側には花見山スキー場が見える。
  頂上稜線 9:25 1,110m 稜線上に飛び出すと、南側の景色が素晴らしい。 雪が30cm程度あり、雪が締まっておらず、最近降った雪のようだ。 歩くと、ふくらはぎあたりまで、雪の中に埋まり、歩き難い。 東に5分程度歩くと明石山頂上に着く。
D 明石山頂上 9:30 1,110m 三角点が雪に埋まっており、三角点を掘り出し、記念撮影をする。 ここから南側の景色は素晴らしく、空は曇っているが、遠くが見渡せ、時おり薄日も差し、風も穏やかでそれほど寒さを感じない。 北に木の間から雪の大山、その右側に蒜山三座が見える。 足元が雪に埋まり、とても冷たく、雪を踏み固め、その上で雪を振るい落とす。
  休憩後下山 9:45   景色を堪能し、しばし休憩の後、来た道を引き返す。 歩いて来た足跡の上を歩き、雪にめり込むのを防ぎながら進む。 降りは雪で滑り易く、注意しながら降る。
C 境界見出標 9:55 1,084m 更に降って行くが、木立の合間から見える景色に気を取れれていると、滑って転びそうになる。 木に捉まりながら慎重に降りる。 雪の薄いところは、黒い土がぬかるんで滑り、どっちにしても注意が必用だ。 急な植林帯を降ると、緩やかになり、雪も少なく歩き易くなってくる。 桑平峠に降りる急な斜面を軽くヤブコギして、石仏の所から舗装路に降りる。
B 桑平峠登山口 10:25 832m 桑平峠から少し西に下り、駐車スペースの有る所(花見山展望台か?)で昼食にする。 車もほとんど通らず、道端で食事しても気にならない。
  昼食後出発 10:55   昼食後、成地バス停に向けて舗装路を降って行く。 途中で大山が見える所があり、少し景色を堪能する。
@ 成地バス停 11:30 538m 登るときより、降りの舗装路が長く感じられた。 この辺りは、これから春になると言う感じだ。 来週が桜の見ごろで、花見には持ってこいの状態となるようだ。



頂上稜線から明石山頂上に向かう。
緩やかに降り、緩やかに登り返すと5分程度で頂上三角点に着く。
4月に入ってからの遅い積雪で、30cmの雪があり、膝の近くまで雪にめり込む。




明石山頂上の三角点。
雪で少し埋まっており、掘り出して撮影。




明石山頂上から南側の展望。
北側は、あいにく木立があり、木の合間から何とか大山や蒜山三座が見える程度。




頂上稜線より降る時に見える景色。
木立の合間に大山が見える。